栃木県北西部の日光市は、関東地方の市町村では最大面積で、2006年(平成18年)に旧・日光市と今市市及び2町1村が合併して発足しました。鎌倉時代以降は日光権現を祀る山々が知られ、江戸時代以前は日光山の門前町であり修験道の道場であり山岳信仰の聖地となっています。明治時代には海外でも景勝地として知られ、外国人も多数訪れるようになり金谷ホテル等の施設が整備され在日外交官等の別荘も多く建てられました。食品加工業も盛んで、湯波・蕎麦・蒟蒻・たまり漬・紫蘇巻唐辛子・米菓や天然氷等の特産品があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が多数残っています。
1912年創業、天然鰻の提供も行う 魚登久 (うおとく)
上今市駅から徒歩4分、下今市駅から徒歩14分ほどの場所にある 魚登久。1912年(大正元年)に創業された鰻店です。静岡から仕入れた鰻を、今市の水を使って泥吐きをさせた鰻が名物です。9月〜12月の期間は予約制となりますが、天然鰻の提供も行われています。作曲家の船村徹氏も好きだったそうですよ。
という、魚登久さんの看板。駐車場側から見た景色です。 こちらは正面。少し遅い時間にお伺いしたので辺りは暗くなっていました。 店内に入ります。木のお品書きと、説明書きが印象的。
メニュー表はこんな感じ。赤字の名物2つが気になる…。 まずは名物の、うなぎ肝焼。表面のカリッと感と、中の柔らかさ具合の同居が凄い。これめちゃくちゃ美味しいなぁ
こちらは、魚登久まぶし。白焼で作るひつまぶしといった感じのメニュー。鰻をアッサリ食べるにはベストかも。めっちゃ美味い。
もうちょい寄りで。
同行者は鰻重をオーダー。柔らかくってめっちゃ美味しかったそうです。
魚登久さんのうなぎ肝焼は、俺ベスト入りするぐらい美味しかったです。魚登久まぶしも、他にない食べ方で、ちょっと食欲のない時の鰻摂取の方法としてめちゃくちゃ優れてるなと感じました。これは鰻重も食べてみたくなる…。日光はまた行く機会もあると思うので、いつか再訪したいです。
———魚登久(うおとく) 基本情報———-
〇創業年 1912年創業 / 大正元年創業
〇営業時間
・11:30~21:30(※14:00~17:00準備中)
※月曜日・第三日曜日 定休日
〇住所
栃木県日光市今市594
(公式サイト)⇒日光の鰻屋 魚登久(うおとく)|トップページ