東京 渋谷 魚力(明治時代中期創業)

今回の老舗の旅は渋谷。流行の最先端。世界に誇る若者を中心としたホットスポットエリアとして世界的に有名です。
一見、100年以上の老舗とは縁がなさそうな渋谷。渋谷駅から離れつつ文化村通りから東急百貨店を超えて、だんだんと趣のある古民家や食堂、カフェが目立つようになってくる神山町に「魚力」はあります。

-渋谷神山町にひっそりと佇むタイムレスかつノスタルジックな老舗定食屋さん

こちら「魚力」は一見は普通の街のお魚屋さん。お二階が定食屋さんとなっています。
100年以上の老舗には見えないのですが、渋谷が誇るれっきとした100年以上の老舗中の老舗。元々は魚屋さんだったのですが、1985年頃、その日仕入れたお魚を定食として出す食堂をオープンさせたのが経緯だそうです。

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ボードに手書きで書かれる雰囲気も、食材のイキの良さが伝わってきますよね。
とにかく店内は、渋谷とは思えないようなタイムレスな空間。
夜は静寂さや安らぎを求めて仕事帰りのサラリーマンの方々が魚の定食を食べながらビールで晩酌をしています。

-何を食べるか迷ってしまう…とにかく魚づくしの定食メニューが沢山

魚力は、魚を使った定食料理や海鮮丼を多く取り揃えた街の食堂といった感じ。それは名前の通りなのですが、メニューも多く何を注文しようか迷ってしまうほどです。今回私達はそれぞれのおかずをシェアしながら楽しみました。
もちろん日によってメニューの違いはあるのですが、数人で魚力に赴く場合はおかずをシェアしながら楽しむことをオススメ致します。

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お魚の定食の定番中の定番!焼鮭の定食。
程よい塩気と魚身のボリューム巻もバッチリ。文句なしの定番定食です。
シラスと刺身の小鉢もとっても嬉しいです。

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続いてさば味噌煮定食。
とにかく濃厚な味噌煮汁。このお汁だけでご飯が3杯位進んでしまいます。
ちなみにこちらは魚力の看板メニュー。初めて訪れる方や豊富なメニューに迷ってしまった方はまずこちらを注文してみることをオススメ致します。

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こちらはブリの照焼定食。
身が引き締まったブリとタレが絡みます。こちらもとにかくご飯が進みます。

-嬉しい小鉢サービス「魚力ルール」

また魚力には、「魚力ルール」というシステムがあります。
店内で席についたら、そこに札が置かれています。その番号と店内に掲示されている番号が一致すると、おまけとして小鉢が一品サービスされます。
この日はひじきだったようですが、日によっては明太子やしらすおろし、納豆などがサービスされるそうです。

駅からは少し離れますが、それでもゆったりと時間の流れる静けさを取り戻した渋谷の別の顔を見ることができる上に、ここまで来るだけのポテンシャルを秘めた老舗ですので、是非とも通っていただきたい老舗です。
ご馳走様でした。

———-魚力基本情報———-
・創業年
・明治時代中期
・営業時間
[月~金]
11:00~14:00
18:00~22:00(LO21:00)
[土]
11:00~14:00
17:30~22:00(LO21:00)
日曜祝日定休
・住所
・東京都渋谷区神山町40-4

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