うなぎ藤田で、浜名湖からやってきた美味しい鰻を頂く / 東京 日野市 1892年創業 (明治25年)

東京都多摩地域南部の日野市は、かつては甲州街道5番目の日野宿が置かれた、農業を主体とした宿場町。地名由来には、武蔵国の国府(現・府中市)の烽火(ほうか、のろし)台による飛火野転訛説・日野宮権現説等の諸説があります。幕末には本陣隣接の天然理心流剣術道場(佐藤彦五郎主宰)で、後に新選組の中心となる近藤勇(局長)・土方歳三(副長)・井上源三郎(六番組隊長)・沖田総司等が出稽古を務めていて、日野出身の土方・井上両名の墓所・資料館は多くの幕末史愛好家を集めています。宅地化が進む中で野菜類・梨・ブルーベリー等の都市農業が盛んな一方、日野自動車本社・工場を始め多数の大手企業事業所・工場や複数の私立大学キャンパスも立地している市内には老舗の飲食店・和菓子店も残っています。

1892年創業、うなぎの行商から始まり養殖業者・鰻店へと発展した うなぎ藤田

中央線 豊田駅から徒歩13分ほどの場所にある うなぎ藤田。1892年(明治25年)頃に現在のご主人の曽祖父にあたる方が、浜名湖でとれた鰻を長野に行商するご商売を立ち上げられたことで歴史が始まりました。2代目の方の時には、浜名湖で鰻の養殖業を営み、3代目の方の時に現在お店を構える日野市多摩平に鰻専門店「うなぎ藤田」を開業されました。今も鰻は浜名湖から毎日直送で仕入れられているとのことです。

という、うなぎ藤田さんの看板がこちら。青色で遠くからも目立ちました。

こちら正面の図。オープンして直ぐに伺ったため行列はなかったのですが、帰り際には待っている人が沢山いらっしゃいました。

メニューがやってきます。うな重は山・川・里でサイズが違います。人気メニュー きも焼を頼もうかと思ったものの、う巻が食べたくなってしまい今回はうな重とう巻きをチョイス。 で、やってきたう巻がこちら。甘い玉子とフワフワの鰻が良く合う。最高か。 そしてうな重がやってきます。今回は一番上の山をオーダー。ご飯も鰻もタップリです。 寄り目写真がこちら。良い焼き色…!うなぎはトロっと系でジューシー。上品だけどガツガツいけます。美味しい…!

うなぎ藤田さん、この味でこの値段(山で3600円)はお得過ぎて、最高でした。込み合う理由が良く分かる…。日野市に行く機会があれば毎回行きたい。気軽に行ける美味しい鰻屋さんとしては最高峰なのでは、と思いました。日野市民が羨ましいw。

———うなぎ藤田 基本情報———-
〇創業年 1892年創業 / 明治25年創業
〇営業時間
・[月曜・火曜・水曜] 11:30~18:00 (LO17:30)
・[金曜・土曜・日曜]11:30~14:00、16:30~21:00 (LO20:30)
※毎週木曜日、第2,3水曜日 定休日
〇住所
東京都日野市多摩平3-7-4
(公式サイト)⇒うなぎ藤田 – 東京都日野市で浜松(浜名湖)直送のうなぎが食べられます

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