梅屋で元祖みそまんじゅう / 北海道 ルスツ 明治後期創業

北海道の南西部に所在する虻田(あぶた)郡留寿都(るすつ)村は、1983年(昭和58年) 開園の通年利用できるルスツリゾート(遊園地・ゴルフ場・テニスコート・スキー場・宿泊施設等)で知られています。村名はアイヌ語の“ル・スツ(道が山の麓にある)”に由来します。馬鈴薯・アスパラガス・大根等が栽培されている村内には老舗の和菓子店も残っています。

明治時代後期創業、元祖みそまんじゅうの梅屋

ルスツには家族で楽しめるルスツリゾートというリゾート地があるのですが、ルスツリゾートのある230号線を車で3分走らせるとあるのが、元祖みそまんじゅうで有名な梅屋さんとなります。

店全体でみそまんじゅうを押していらっしゃいます。

お店にはみそまんじゅうの説明が載っていました。ポイントを抜粋すると、

・創業年は不明だが、明治の後期には商いをしていた。
・ある日お坊さんがやってきて、みそまんじゅうの製法を教えた
・当時のルスツは農業が盛んで往来する馬車で移動する人々にヒットした
・今も創業当時の製法を守っている
・添加物を一切使っていないので、夏で二日、冬で三日以内に食べてください
・冷蔵で1週間、冷凍で一か月持つ

という感じらしいです。

で、こちらがみそまんじゅう。味噌っぽい色をしてますよね。

袋から出すとこんな感じです。蒸しパンっぽい。

ここまでみそまんじゅうのことをあまり説明してませんが、実はみそまんじゅうは、味噌っぽい色をしているものの味噌は使っていない、黒糖で出来た蒸しパンっぽい皮に、北海道産の餡子を入れたお饅頭なんです。蒸しパンぽいモチモチした食感が楽しい、個人的にはかなりお気に入り度の高いお饅頭となりました。素朴だけれど美味しい老舗饅頭、これからも続けて欲しいです。

———梅屋 基本情報———-
〇創業年 明治後期創業
〇営業時間
8:00~19:00 ※不定休
〇住所
北海道虻田郡留寿都村留寿都53-1
(食べログ)⇒ 梅屋 (うめや)留寿都村その他/和菓子 [食べログ]

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