内池醸造、四季のつゆは甘みがあって美味い / 福島 福島市 1861年創業 (文久元年)

県庁所在地の福島市は県北東部の中通り北部にあり、主な市域は福島盆地の南西部分とその周辺の山岳・丘陵地域です。福島の地名由来は不詳ですが、安土桃山時代に一帯を支配した蒲生氏郷或いは城主・木村吉春が従来の杉妻から吉名の福島に改称したとの説もあります。吾妻小富士・五色沼・浄土平等の山岳景観に恵まれ、飯坂・土湯・高湯の温泉街・古関裕而記念館(出身者)・JRA福島競馬場等の観光・レジャー資源も豊富です。(土湯系)こけしの郷土玩具で知られ、生産量が全国1位の梨や全国有数の桃・柚子(信夫山)・凍豆腐(立子山)・みそぱん・麦せんべい等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が残っています。

1861年創業、キッコーツル醤油・キンサン味噌製造元として知られる 内池醸造

瀬上駅から徒歩9分ほど、福島駅から車で17分前後の場所にある 内池醸造。近州八幡出身の内池氏が江戸初期に福島へ進出、1861年(文久元年)に七代目当主・内池三十郎徳房氏が醤油・味噌の醸造を始められ、この年を創業年とされています。明治後期、九代目当主・内池三十郎淡湖氏の時代に内池合名に改組され、1919年(大正8年)に十代目当主・内池久五郎氏の時代に株式会社内池商店に改組されています。その後、1977年(昭和52年)から現在の内池醸造株式会社へと社名変更されています。醤油はキッコーツル、味噌はキンサンの号で販売されています。

という、内池醸造さんのヒット商品といえば「四季のつゆ」です。1960年(昭和35年)と早い時期に発売された、万能つゆのような商品です。

ロゴをアップでどうぞ。四季という名前だけに、春夏秋冬いつでも使えるよ、というイラストですね。

パッケージ裏側です。醤油を中心に甘味系・塩・各種出汁が入っています。出汁はかつお、こんぶ、ウルメイワシ煮干し、そうだかつおぶし、さば等々種類豊富です。

で、出してみた図です。希釈せずに味見したところ、甘めやや強めですが、後ろ側に複雑な旨味が組み合わせっていてとても美味しいです。まさに万能つゆと呼ぶのに相応しい奥行きのある味がします。

四季のつゆは、福島に行った際に地元の人に勧められて購入しました。曰く「福島の家庭の味だ」とのことで。味見して思いましたが、この独特の甘みがまた老若男女に愛される味に仕上げるのに向いているんだろうなぁ。私は肉じゃがを作りたくなりました。

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———内池醸造株式会社 基本情報———-
〇創業年 1861年創業 / 文久元年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
福島県福島市瀬上町字西上新田1-7
(公式サイト)⇒ 内池醸造株式会社 – 内池醸造株式会社は、文久元年(1861年)の創業以来、安心・安全な醤油・味噌をはじめとする調味料を食卓にお届けします。

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