つる平の”小倉日記”と”ぽんつく”、どっちも美味い! / 福岡 小倉南区 1923年創業  (大正12年)

旧小倉市は昭和38年(1963年)に門司・若松・八幡・戸畑の4市と共に対等合併して北九州市小倉区となり、同49年(1974年)に小倉北区と小倉南区とに分かれました。小倉南区は市のベッドタウンとして発展してきて住宅地・集合住宅等が広がり、陸上自衛隊小倉駐屯地・JRA小倉競馬場・北九州空港(周防灘沖合埋立地)等が所在しています。山間部には田畑も残り、“合馬(おうま)の筍”で知られる合馬(おうま)地区の竹林があり、区内には老舗の和菓子店も残っています。

1923年創業、森鴎外を偲んで生まれた代表銘菓 小倉日記を製造・販売する つる平

下曽根駅から徒歩2分ほどの場所にある つる平。1923年(大正12年)に、旧小倉市中島にて、原田午吉氏によって創業された和菓子店です。つる平さんの代表銘菓である小倉日記は、森鴎外を偲んで作られたお菓子とのこと。ちょっと楽しみですね。

こちらが工場直営の本店の外観。建物自体はかなり横長ですが、店舗スペースは小ぶりです(まあ、元々工場併設店ですからね)。

店舗の壁には小倉日記の看板が。小倉日記は森鴎外が軍医として小倉に着任した際に著した「小倉日記」にちなんだお菓子。在りし日の森鴎外を偲び、ドイツ風のお菓子に仕立てたそう。

そして、もう一つの銘菓ぽんつくの看板も。カワイイですね。

店舗内に入りました。つる平さんで販売されているお菓子がズラりと並んでいます。目移りしますね…。

小倉日記は小分けでも沢山販売されていました。今回はこちらを購入。

店頭にはアウトレットのお徳用パッケージも販売されていました。かなりお得な価格ですが、旅行中の身だと大容量を買えないのが残念…。

ということで、こちらが小倉日記です。

中を開けるとこんな感じ。小さなバウムクーヘンの中にバタークリームが入ったお菓子です。

ちょっと別角度から。バタークリーム、歳をとるたびに好きになっている気がする。小倉日記、凄くいい。アウトレット品買わなかったことを後悔w。 そして”ぽんつく”も購入しました。愛嬌菓子、なんて名前もカワイイですね。こんな感じのふんわりスポンジ菓子。中にカスタードが入っています。優しい触感と甘さが素敵。美味しいなぁ。今回つる平さんの、小倉日記・ぽんつく、という2大看板商品を購入しましたが、両者が違うベクトルで美味しくって、素敵なお菓子屋さんだなぁ、と思いました。小倉日記は、バタークリームを使っているだけあって、少し重いけれど、だからこそ感じられる高級な重厚感があって美味しかったんです。一方でぽんつくは、スポンジ菓子にカスタードクリームという、どちらかというと現代的なお菓子で、サクッと軽めに食べられる美味しさがあって素敵でした。こんないいお菓子を2種類も出されているなんて、ほんと凄い!

——-つる平 基本情報———-
〇創業年 1923年創業  /  大正12年創業
〇営業時間
・9:00〜17:00
※年中無休
〇住所
福岡県北九州市小倉南区下曽根新町1番3号
(公式サイト)⇒ つる平 / 北九州銘菓 「ぽんつく」 「小倉日記」

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