清河園・蜻蛉亭で、季節を感じるランチ / 埼玉 飯能 1913年創業 (大正2年)

埼玉県南西部の飯能(はんのう)市は入間川上流の渓口集落として発展した町で、地名由来には榛(はん)の木が茂る野で“榛野”転訛説・“萩野”転訛説・武蔵七党丹党の判乃氏居住説等があります。江戸時代は武蔵国西部の山間地帯と同様に幕府領でした。中世より林業が盛んで、江戸時代には火事多発で木材不足の江戸に、入間川・高麗川等から荒川経由の10日間程度で一帯の杉・檜等の木材が大量に運ばれ、江戸の西の川からの“西川材”と称されました。主産地の入間市に連なり狭山茶も生産され、地酒や四里餅等の名物もあり、市内には老舗の飲食店・和菓子店などが残っています。

1913年創業、名栗川のせせらぎを堪能しながら料理が楽しめる 清河園・蜻蛉亭

飯能駅から徒歩8分ほどの場所、名栗川(入間川)の畔にある 清河園・蜻蛉亭。1913年(大正2年)に創業された和食店です。木材業者・繊維業社で栄えた飯能には、料理旅館が複数あったそうですが、そのうちの一つが今回ご紹介の清河園・蜻蛉亭さんとなります。

こちら清河園・蜻蛉亭さんの看板。清河園さんが割烹、蜻蛉亭さんが和膳を提供されるお店となります。

こちらが清河園さんの入り口。

そして蜻蛉亭さんの入り口です。1名で、とお電話したところ1名だと蜻蛉亭で、とのことだったので、今回は蜻蛉亭さんに伺っています。

店内に入りました。窓の下には名栗川が広がります。この景色は良いなぁ。景色を楽しんでいたところ、メニューが運ばれてきました。豪華なコースが沢山あります。写真で見るとこんな感じです。今回は5000円の和美膳(なごみぜん)を頼みました。

まずは前菜盛り合わせ的なものが出てきました。いきなり豪華で期待高まる。昼からあん肝とか最高ですか。

セットの梅酒と同時に現れたのは、

土瓶蒸しです。いつ行ったのか季節がわかりやすくて良いですね(記事書くのが遅くてスミマセンw)。 こんな具沢山な土瓶蒸し初めてかも。いやぁ、美味しい。 続いてお刺身。海老がねっとりしていて美味しい。

生麩とかぼちゃ、わさびが印象的な味噌仕立てのお椀。しみじみ美味しい。 そして朴葉味噌のような味噌で焼いたお魚。これも美味しい。
そして天ぷらに。カレー塩とレモンで頂きます。

ご飯チームの入場です。
季節の栗ご飯。うん、間違いのない味ですね。 かぼちゃのプリンと、コーヒーでフィニッシュ。このコスパは中々だなぁ。

蜻蛉亭さんは、飯能に到着してから見つけたお店で、あまり情報なく入店したのですが、クオリティからするとお得なお値段でランチ出来るとても満足感の高いお店でした。これが飯能の料理なのかは良く分からなかったのですが、季節を感じる和食が堪能できました。家の近くにあったら、ちょっと良いことあった時に行きたいなぁと思えるお店だと思います。

———清河園・蜻蛉亭 基本情報———-
〇創業年 1913年創業 / 大正2年創業
〇営業時間
・11:30~15:00(L.O.14:00)
・17:00~22:00(最終入店19:30 L.O.20:00)
※不定休
〇住所
埼玉県飯能市稲荷町23-23
(公式サイト)⇒飯能市名栗川畔『会席料理・和膳』清河園×蜻蛉亭

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