富ばあちゃんのいなり本舗、サラダいなり、わさびいなり / 埼玉 深谷市 1926年創業 (大正15年)

埼玉県北部で利根川と荒川との間の深谷(ふかや)市は、1955年(昭和30年)に大里郡深谷町と4村とが合併して発足した旧深谷市が2006年(平成18年)に3町と合併して現市となり、澁澤榮一出身地として、また同氏等設立の日本初機械式煉瓦工場による東京駅等に使用された煉瓦製造で知られています。地名由来には、太古の利根川の氾濫頻発で台地下の谷にできた低湿地説・低湿地繁茂の折り重なる萱の伏萱(ふせがや)転訛説等があります。県下有数の農業地帯として生産量日本一の深谷葱・同2位のブロッコリー・ほうれん草・スイートコーン・深谷牛・百合・チューリップ等が特産で、煮ぼうとう・豚ロース味噌漬などの名物があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品会社などが残っています。

1926年創業、納豆製造から始まり大豆加工業へと進出した 富岡食品

深谷駅から車で6分前後、徒歩20分前後の場所にある 富ばあちゃんのいなり本舗。1926年(大正15年)創業の富岡食品さんが運営する、いなり寿司の専門店です。小さな納豆屋さんとして始まり、その後に大豆加工業へと進出し、さらに2014年(平成26年)に今回お伺いした「富ばあちゃんのいなり本舗」、そして2024年(令和6年)にはがんもどき専門店「富じいちゃんのがんも屋」をオープンしています。

という、富ばあちゃんのいなり本舗の外観です。可愛いですね。 店頭に看板が立っていました。深谷ネギいなり & わさびいなり、どっちも美味しそう!

店内に入りました。いろんないなり寿司があります。これは悩むなぁ。

ショーケースに中身がない?と思ったら、オーダーベースで作ってくれるとのことでした。

で、これがメニュー表です。

大豆屋さんですので、大豆を使ったお惣菜もありました。
で、買った図です。看板と一緒にパチリ。
今回は3つ購入しました。左から、サラダ・わさび、そして名前失念しましたが、ひじき&枝豆のです。

いなり寿司って、なんというか郷愁に帰れる味がしますよね。しみじみと美味しい。富ばあちゃんのいなり本舗は、そういうクラシカルな郷愁に帰れる味だけでなく、サラダ等のチャレンジングなメニューがあるのも素敵です。サラダめっちゃ美味しくて、いなり寿司にマヨネーズ合うのね、なんて思いましたが、まあ回転寿司にマヨ系軍艦あるから、普通っちゃ普通なのか。

——-富ばあちゃんのいなり本舗 (富岡商店) 基本情報———-
〇創業年 1926年創業 / 大正15年創業
〇営業時間
・9:00 – 17:00
※定休日なし
〇住所
埼玉県深谷市深谷559
(公式サイト) ⇒富ばあちゃんのいなり本舗|埼玉県深谷市

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