北海道東部（道東地方）で太平洋沿岸の釧路（くしろ）市は、1920年（大正9年）発足の（北海道区制）釧路区が1922年（大正11年）に旧市となり、2005年（平成17年）に阿寒郡阿寒町・白糠郡音別町と合併し現市となりました。地名には、クシル（越える・道、標津・斜里へ超えて）・クスリ（薬、川上の温泉から薬水が流出）等々の何れもアイヌ語起源の由来説が多数ありますが不詳です。姫鱒・公魚・助惣鱈・真鱈・秋刀魚・烏賊・ほっけ・柳葉魚・水産加工品（珍味等）・パプリカ・阿寒ポーク・阿寒丹頂和牛・清酒・焼酎・銘菓（丸木舟・しとき・まりも羊羹等）・釧路ラーメン・炉端焼・くしろザンギ・勝手丼・紅鮭飯寿司等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品会社・酒蔵・旅館などが残っています。

1926年創業、釧路の海の幸を提供する 食事処 ちく半 (ちくはん)

十字街７丁目のバス停から徒歩3分ほど、釧路駅から徒歩14分ほどの場所にある 食事処 ちく半。1926年(昭和元年)に創業した和食店です。創業以来継ぎ足して使っているタレを使った鰻や、釧路近海で採れた海の幸が自慢です。駅から近く、ランチタイム・ディナータイムどちらも営業されているので、旅行者にも使いやすい老舗店となっています。

という、ちく半さんの外観です。地下に店舗があります。
ビル入って直ぐ階段なので、迷わずいけます。うなぎが1つの売りなので、鰻ポスター貼られていますね。
こちらが入り口です。老舗感ある提灯ですね。

店内に入りました。メニューはかなり充実しています。こちらはお茶漬け・おじや・定食のコーナーです。
メインはこっちで丼物・うなぎ・弁当・天麩羅・刺身・一品料理・珍味・蟹が並んでいます。弁当と蟹は予約メニューが多いのでお気をつけください。
今回は浜丼ヲオーダーしました。蟹汁もついてきます。
浜丼は鮪・いか・帆立・かに・甘エビ・たらこ等が入っています。海鮮丼っぽいものに明太子が入っているのは珍しい気がしますが、めっちゃ合いますね。
そして蟹汁です。出汁がたっぷり出ていて美味しかったです。

ちく半さんのメニューを事前に調べたところ、浜丼＆海鮮カレーが人気のようでした。カレー好きなので海鮮カレーの気分でお伺いしたのですけれど、浜丼のネタのラインナップを見て、その場で気持ちが変わってしまった感じです。満足度高かったですが、結局カレーも気になっているので、また行きたいです。

—— 食事処 ちく半 基本情報———-
〇創業年　1926年創業 / 昭和元年創業
〇営業時間
・11:30 – 14:00
・17:30 – 21:00
※日曜日 定休日
〇住所
北海道釧路市北大通３丁目７ B1F
（公式サイト）⇒ 食事処　ちく半