玉川軒老舗、桑名銘菓の都饅頭を買う / 三重 桑名市 1895年創業 (明治28年)

三重県桑名市は、桑名開発の祖である豪族・桑名首(くわなのおびと)の名に由来してその名がとられた街(諸説あり)。木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)の河口に立地し、平安時代より京都周辺と尾張以東との間の物資輸送中継点として、桑名藩11万石の城下町・港町として、東海道53次の42番目・桑名宿として賑わいました。明治中期から昭和初期までは江戸期の桑名米会所を引き継ぎ大阪堂島・東京蠣殻町・山口赤間関と並ぶ主要米穀取引所のあった場所でもあります。七里の渡し場跡の伊勢国一の鳥居は伊勢神宮式年遷宮毎に建て替えられ、ナガシマスパーランド等の観光名所が数多くあります。「その手は桑名の焼き蛤」を生んだ蛤料理でも知られ、安永餅・八壺豆(多度豆)・都饅頭等の名物菓子も多く、歴史と現代とが交錯する中に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが数多く点在しています。

1895年創業、蛤しるこ・都饅頭等の桑名銘菓を多数製造販売する 玉川軒老舗 (たまがわけんろうほ)

益生駅から徒歩12分ほど、桑名駅から車で6分前後の場所にある 玉川軒老舗。1895年(明治28年)に創業した和菓子店です。桑名銘菓で懐中汁粉の一種である蛤しるこや、桑名発祥のお菓子とされる 都饅頭等、桑名と縁の深いお菓子を複数製造・販売されています。蛤しるこに関してはwikipediaによると、製造販売をする代表的なお店の1つとして玉川軒さんのお名前が上がっています。

という、玉川軒さんの都饅頭を購入しました。5つ入りだったかな。

1つ取り出した図です。右下に玉川軒のハンコが押されていますね。

パッケージ裏側です。都饅頭は小麦粉系の皮にあんこを入れた焼き饅頭ですが、ある程度日持ちするのが特徴なんです。

中身はこんな感じ。黒ごまがふってあるのも一般的です。

都饅頭は子供の頃からよく食べていて、日本中どこにでもあると思っていました。実際に似たものはあるんですけど、都饅頭という名前で売っているのは桑名ぐらいと知ったのは、東京へ来て10年以上経った後です。意識して食べると、やっぱり地元の味感があるので、今度は食べ比べもしてみたい。と、早くお店行って蛤しるこも買いたいです。

—— 玉川軒老舗  基本情報———-
〇創業年  1895年創業 / 明治28年創業
〇営業時間
・8:00 – 18:00
※火曜日 定休日
〇住所
三重県桑名市相川町16
(公式サイト)⇒ 玉川軒老舗 Tamakichi

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