兼六園本舗 高砂屋で氷室饅頭と /石川 金沢 大正4年創業

少し前の話にはなりますが、金沢へ旅行へ行ってきました。旅行の目的は色々ありますが、もちろん一つの目的は、老舗巡り、だったりします。和菓子の町金沢には、多くの100年超え和菓子屋さんがあるのです。

大正4年創業。城下町に育った和菓子屋 兼六園本舗 高砂屋

北陸を代表する酒蔵である福光屋さんの本社から歩くこと数分の場所に、対象4年創業の兼六園本舗 高砂屋さんがあります。

高砂屋さんといえば、巻絹。白みそを入れた餡を、柔らかな求肥で巻いたお菓子です。

華美でない、昔ながらのパッケージ。

一つひとつ丁寧に個包装されています。

ででん。これが巻絹。餡がほのかに透けて見える柔らかい求肥に包まれているのが、甘味噌を練り込んだ餡。食べてみると甘さの奥に、白みそのようなお味噌の甘さがあるのが分かります。

7月1日は金沢市内の和菓子屋さんで氷室饅頭が売っています

今回6末~7月頭にかけての旅行だったのですが、7月1日は氷室開きの日、と言い、加賀藩が氷室に保管した氷を取り出し、江戸幕府へ運ぶために、氷室を開く日でした。その氷室開きの日に、江戸への道中の無事を祈るために、氷室饅頭という縁起物のお饅頭が生まれたそうです。

白・赤・緑の3色で1セットになります。

どのお店で氷室饅頭を見ても3色あるのを不思議に思い、お店の看板娘のようなおばあちゃんに

「なぜ3色あるのですか?」

と聞いたところ、それまで饒舌にお饅頭の説明をしてくれたおばあちゃんの動きが止まり、

「分からないわねぇ」

と答え、しばしの沈黙を経て、おばあちゃんが伝えてくれたのは、

「インスタ映えかしら」

と、思ってもいない素敵なコメント頂けました。
その時代に勿論インスタはないですがw、その時代のインスタ映えを意識したもの、だったのかもしれませんね。

※ちなみに、別ブログに、氷室饅頭食べ比べ記事を書いています。
※氷室饅頭ファンの方は「氷室饅頭は高砂屋派 (森八派でなかった、という意味」をお読みください。

——-基本情報———-
・創業年
大正4年 / 1915年創業

・営業時間
10:00~20:00 日曜営業

・住所
石川県金沢市石引2-7-4

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