木村コーヒー店で、今週のコーヒーとモンブラン / 東京 文京区白山 1920年創業にルーツ (大正9年)
文京区白山(はくさん)は、1967年(昭和42年)の住居表示実施で発足し、江戸期の小石川養生所から明治期の東京…
続きを読む →文京区白山(はくさん)は、1967年(昭和42年)の住居表示実施で発足し、江戸期の小石川養生所から明治期の東京医学校(東京大学医学部の前身)を経た“小石川植物園(東京大学大学院理学系研究科付属)”で知られています。江戸期は農村で、明治期には樋口一葉“にごりえ”のモデルとなった銘酒屋(酒場を装った私娼窟)街があり、大正期から昭和初期は徳田秋声“縮図”に登場の白山三業地(花街)が栄え、昭和初期には徳永直“太陽のない街”の舞台となった旧東京市最大の長屋・細民居住地がありました。現在は、都営地下鉄・白山駅周辺の商店街が賑わい、東洋大学(白山キャンパス)等の教育機関や、町名由来となった948年(天暦2年)創祀の白山神社(加賀一ノ宮・白山比咩神社を分祀)等の寺社が多い閑静な文教・住宅地区で、町内には老舗飲食店が残っています。
文京区白山(はくさん)は、1967年(昭和42年)の住居表示実施で発足し、江戸期の小石川養生所から明治期の東京…
続きを読む →