川岡菓子舗のお菓子を復活させた百年あんドーナツ / 北海道 中川郡美深町 1918年頃創業店にルーツ (大正7年)
北海道北部(道北・天塩国)の中川郡は、1879年(明治12年)の行政区画郡発足時には後の名寄市一部も含まれてい…
続きを読む →北海道北部(道北・天塩国)の中川郡は、1879年(明治12年)の行政区画郡発足時には後の名寄市一部も含まれていましたが、現在は、美深(びふか)町・中川町・音威子府(おといねっぷ)村の2町(ちょう)1村が属していて、郡名は天塩川中流域にあることに由来します。江戸時代には西蝦夷地で松前藩家臣が先住民族(アイヌ)と交易をする知行地(場所、商場:あきんば)に含まれ、後期には天領→松前藩領→庄内藩領でした。町を南北に分けて天塩川が流れ山地に囲まれる美深町は、1923年(大正12年)に美深村(旧・下名寄村)から町になり、ほとんどが森林で特別豪雪地帯指定です。町名は現・美深駅付近の天塩川砂利川原を称した地名“ぴうか”から採られ、アイヌ語の“ピウカ(piwka)”(石の多い場所)由来です。留萌支庁遠別町と並ぶ稲作の北限地で日本最北のセブンイレブンが所在し(2022年7月現在)、ちょうざめ・キャビア・やまべ製品・くりじゃが・ゆり根・苺・美深牛・美深牛肉まん等の特産品・名物があります。中川町は1964年(昭和39年)に郡名により命名された中川村から町となりました。蕎麦粉・行者にんにくパウダー・誉平ソーセージ・牛タン味噌漬・ハスカップのサイダーやワイン・山葵クッキー等の特産品・名物があります。上川地方北部で天塩川が音威子府川と合流して貫流する音威子府村は1916年(大正5年)に中川郡中川村(現・中川町)から分村の常盤(ときわ)村から1963年(昭和38年)に現村名に改称し、道内最少人口の自治体です。村名は古くは音江根布(ヲトイ子フ・ヲトヱ子フ)とも称し、アイヌ語の“オ・トイネ・プ”(河口の泥多い濁り川)に由来します。松浦武四郎(幕末から明治の探検家、初代開拓判官)が当地のアイヌ長老に意味を尋ねたアイヌ語“カイ”(この国に生まれたもの)から北加伊道との命名を提案したとされ“北海道命名の地”とされています。蕎麦栽培北限地であり、木工芸品・山菜・チコリ・蜂蜜・音威子府羊羹・おといねっぷ味噌・鮭味噌パン・音威子府そば(2022年8月末製造終了予定)の特産品・名物があります。郡内には老舗の食品会社があります(2022年9月廃業予定)。
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