信州最古・松岡屋醸造場の松錦&かつお香る醤油 / 長野 飯田市 1534年創業 (天文3年)
長野県最南部(南信地方)の飯田市は、1937年(昭和12年)の下伊那郡飯田町・上飯田町合併で発足した旧市が19…
続きを読む →長野県最南部(南信地方)の飯田市は、1937年(昭和12年)の下伊那郡飯田町・上飯田町合併で発足した旧市が1956年(昭和31年)の同郡7村合併で現市となり、昭和の中期・末期と平成の初期・中期5回の同郡2町6村編入で現市域となって(長野・松本・上田・佐久市に次ぐ)県内人口5位の市です。飯田の語源は“結いの田(共同労働の田)”とされます。江戸時代は小笠原氏・幕府領・脇坂氏を経た堀氏の飯田藩城下町でしたが、美濃高須藩飛地領・旗本領・幕府直轄領が混在し、三州街道(塩の道)の宿場町でした。近代は製材業・製糸業に始まり時計・精密機器・光学機器工業が盛んで、旭松食品(大阪市)・綿半ホールディングス(東京都)の創業地(登記上本店所在地)であり、林檎並木の街・人形劇の町として知られます。水引・林檎・赤石銘茶・蜂蜜・漬物・味噌・醤油・清酒・焼酎・鹿肉缶詰・猪肉・熊肉・馬刺し・珍味(蜂の子・ざざむし・ひび:蚕のさなぎ等)・銘菓(いと忠巣ごもり・市田柿羊羹・栗鹿ノ子・名代大きんつば・りんごバウムクーヘン等)・五平餅・鯉旨煮・おたぐり(馬腸煮込)・伊豆木の鯖鮨等の特産品・名物・郷土食があります。人口1万人当たり焼肉店数が全国一(5.26店/2021年)の市とされ、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店・醸造所(味噌・醤油等)などが残っています。
長野県最南部(南信地方)の飯田市は、1937年(昭和12年)の下伊那郡飯田町・上飯田町合併で発足した旧市が19…
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