丸三老舗の常陸風土記がめちゃくちゃ美味しかった / 茨城 鹿嶋市 1822年創業 (文政5年)
茨城県南東部の鹿嶋(かしま)市は、神武元年創建と伝わる常陸国一宮の鹿島神宮の鳥居前町として栄え、鹿島新富流創始…
続きを読む →茨城県南東部の鹿嶋(かしま)市は、神武元年創建と伝わる常陸国一宮の鹿島神宮の鳥居前町として栄え、鹿島新富流創始者・塚原卜伝生誕地でもあり、近年はサッカーJリーグ鹿島アントラーズで知られています。1995年(平成7年)に鹿島郡鹿島町が同郡大野村を編入し鹿嶋町と改称の上で現市となった際に佐賀県鹿島市との重複回避で“鹿嶋”表記となりました。江戸時代は天領・旗本知行地・鹿島神領等が混在しており、昭和40年代以降は鹿島港中心の鹿島臨海工業地帯での日本製鉄等の鉄鋼業・化学工業などが盛んです。地名由来には浜で穴掘り中の大蛇の角が折れた、あるいは天皇用の飲料水堀りで使用の鹿の角が折れた“角折”説が奈良期より伝わっています。鹿島灘の蛤・蛸・平目等の海産物やタカミメロン・キャベツ・薩摩芋・大根・人参・牛蒡等の農産物・正月門松用の鹿島松が特産で、市内には老舗の和菓子店などが残っています。
茨城県南東部の鹿嶋(かしま)市は、神武元年創建と伝わる常陸国一宮の鹿島神宮の鳥居前町として栄え、鹿島新富流創始…
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