日新酒類、すだち酎を頂く / 徳島 板野郡上板町 1857年創業ルーツ (安政4年)
徳島県北東部、吉野川平野の中北部に位置する「上板町」は、南に雄大な吉野川、北に讃岐山脈を望む、豊かな水と緑に恵まれた農業と伝統産業のまちです。1955年(昭和30年)に板野郡松島町・大山村と名西郡高志村が合併して誕生しま…
続きを読む →徳島県の北東部、吉野川下流の左岸に広がる「板野郡」は、松茂町・北島町・藍住町・板野町・上板町の5町からなる阿波国以来の古い郡です。吉野川や旧吉野川などが育んだ肥沃な平野を基盤とし、徳島市や鳴門市に隣接する都市圏としての利便性、空港や高速道路の交通網、そして色濃く残る歴史と農業文化が重なり合う多面的な地域です。
板野郡の歴史は古代に遡ります。鎌倉時代前期までに板東郡・板西郡に分かれましたが、寛文4年(1664年)に再び合併して板野郡となりました。「板野」は古くからこの地域を示す名称であり、昭和の町村合併時にもその由緒ある名が採用されています。
郡の東の玄関口である松茂町(まつしげちょう)は、吉野川河口の低地を干拓して開かれた町です。徳島阿波おどり空港を擁する「空の玄関口」であり、特産品にはなると金時のトップブランド「松茂美人」や梨、海産物の太白ちりめんなどがあります。その隣の北島町(きたじまちょう)は、川に囲まれた地形から「ひょうたん島」の愛称を持ちます。住宅地や商業施設が集積する一方で、春には美しいチューリップが咲き誇るなど、都市と自然が調和しています。
郡の中央に位置する藍住町(あいずみちょう)は、山が一つもない平坦なデルタ地帯です。江戸時代から良質な「阿波藍」の一大産地として栄え、現在も「藍の館」がその文化を伝えています。また、室町・戦国期には阿波守護・細川氏や、天下の実権を握った三好氏の本拠地「勝瑞(しょうずい)城」が置かれ、政治・経済・文化の中心として華やかな歴史を刻みました。
郡の西側に広がる板野町(いたのちょう)は、北に阿讃山脈を望む自然豊かな町です。四国八十八ヶ所霊場の第3番(金泉寺)、第4番(大日寺)、第5番(地蔵寺)が点在し、深いお遍路の歴史を感じさせます。また、大型公園「あすたむらんど徳島」が子どもたちの歓声を集め、春にんじんなどの農業も盛んです。さらに西の上板町(かみいたちょう)は、扇状地と沖積層からなる豊かな農業地帯です。現在も全国一の生産量を誇る「藍」に加え、高級和菓子の命とも言える伝統的な「阿波和三盆糖」の歴史的産地としても全国に名を馳せており、県内一の柿の生産量も誇ります。
現在の板野郡は、阿波藍や和三盆糖が物語る伝統産業、四国遍路の祈りの道、肥沃な農地がもたらす豊かな実り、そして現代の交通・都市機能がモザイクのように組み合わさった、非常に魅力と活力にあふれる地域です。
徳島県北東部、吉野川平野の中北部に位置する「上板町」は、南に雄大な吉野川、北に讃岐山脈を望む、豊かな水と緑に恵まれた農業と伝統産業のまちです。1955年(昭和30年)に板野郡松島町・大山村と名西郡高志村が合併して誕生しま…
続きを読む →徳島県板野郡のほぼ中央に位置する「藍住町」は、吉野川と旧吉野川に囲まれたデルタ地帯に広がる、山が一つもない平坦な地形が特徴のまちです。近年は徳島自動車道の藍住インターチェンジや幹線道路沿いに大型商業施設が集積し、徳島市近…
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