シアトルで創業し、出身地松本にパン屋として戻った スイート(SWEET) / 長野 松本市 1913年創業 (大正2年)

長野県松本市は、戦国時代に小笠原氏の築城とされる松本藩 松本城(戦国時代は深志城)の城下町。市の中心市街地一帯は古くは湿地帯由来の深瀬郷(深志郷)・荘園由来の庄内等と称され現在も女鳥羽川を挟んだ北深志・南深志や庄内・本庄の地名が残っています。戦国時代に武田氏に敗れた元信濃守護職の小笠原氏が旧領回復に際し“待つこと久しく本懐を遂ぐ”として“待つ本懐”を略して松本に改称したとの通説があります。戦災を免れた松本城(天守閣は国宝・城址は国史跡)始め多数の城郭・1876年(明治9年)竣工の旧開智学校(国宝)・あがたの森文化会館(旧制松本高等学校)等の旧跡・建築物が多数残り、自然景勝地や浅間・白骨等の温泉地にも恵まれ観光・行楽客で賑わっています。林檎・葡萄・西瓜・松茸の農産物や味噌・清酒・蕎麦・野沢菜漬・山賊焼・各種和菓子等の名産品・郷土食品も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が多数残っています。

1913年シアトルで創業し、パン屋として出身地松本に戻った スイート(SWEET)

JR松本駅から徒歩11分ほどの場所にあるパン屋 SWEET/スイート 縄手本店。こちらのお店、前回ご紹介した1884年創業の開運堂さんと同じルーツのお店となります。スイートさんは、開運堂の創始者 渡辺喜平氏の次男の渡辺宗七郎氏が、1913年(大正2年)にシアトルにて「開運堂」をオープンしたことで、その歴史が始まりました。シアトルから帰国後、1924年(大正13年)に開運スヰト(スイート)を創業、そのお店が今のスイート(SWEET)さんにないrます。

というスイートさんの外観。店舗名もルックスも、まるで海外のお店のよう。こちらは店舗前にあった看板。since1913とありますね。 店内に入りました。美味しそうな、海外の雰囲気を感じるパンが並んでいます。美味しそうだなぁ。
今回は人気メニューというカフェブーンを購入。カフェラテのような味がする、大人なパン。これ、絶対好きな人多いはず! ちなみに中にはタップリバターが。高級感を感じるのは、きっとこの辺りだな。

スイートさんは、朝11時までモーニングバイキングやっています。私は別件ありで伺えなかったのですが、行った家族は大絶賛してました。このクオリティのパンが食べ放題なんて、絶対幸せ度高いよね。次回は僕もスイートさんで朝ごはんを食べるぞ!

———スイート(SWEET) 基本情報———-
〇創業年 1913年創業 / 大正2年創業
〇営業時間
・9:00~17:00
※水曜日 定休日
〇住所
長野県松本市大手4-1-13
(公式サイト)⇒SWEET Co. | Quality since 1913

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