埼玉県南東部の志木(しき)市は、東に荒川が流れ市内で新河岸川(しんがしがわ)と柳瀬川(やなせがわ)とが合流し、面積は全国で6番目に小さい市で昭和後期の志木ニュータウン造成などにより東京のベッドタウンとなり、市域の大半は住宅地と農地です。江戸時代は川越藩領で、新河岸川舟運の引又(ひきまた)河岸が商業で栄え、明治期に引又宿と舘(たて)本村との合併に際して旧武蔵国新座(にいくら)郡志木郷に因み志木宿と命名され、志紀町や足立町の町名を経て1970年(昭和45年)に志木市となりました。世界で1本のみの長勝院旗桜(ちょうしょういんはたざくら、市内長勝院跡)の名を冠した饅頭・最中・清酒や古代米の大福・赤飯・山菜おこわ等が」名物で、市内には老舗の飲食店・和菓子店などが残っています。
1919年創業、どうぶつヨーチ等の昔ながらのお菓子を作り続ける 志村菓生堂
いろは橋のバス停から徒歩3分ほど、志木駅から車で9分前後の場所にある 志村菓生堂。1919年(大正8年)に創業したお菓子メーカーで、昔懐かしいお菓子を複数作られています。志村菓生堂さんの どうぶつヨーチや、マコロンを食べたことがある方も多いのではないでしょうか。ちなみにヨーチとは、幼稚園ビスケットの略だそうです。今回調べて初めて知りました。元々はイギリスのお菓子でkindergarten biscuitと呼ばれていたものらしいですが、kidergarten = 幼稚園で幼稚園ビスケット → ヨーチとなったのだとか。
という、志村菓生堂さんのヨーチビスケットを購入しました。食感軽めのビスケットに砂糖コーティングしたお菓子です。
パッケージ裏側です。国産小麦が使われているのが嬉しいですね。
ロゴ部分をアップでどうぞ。ビスケットはカラフルで見てるだけで楽しくなりますね。
私が子供の時はヨーチを食べた記憶がないのですが、調べると関東や大阪、静岡がポピュラーのようですね。静岡に至っては、節分の日にヨーチ投げてた人もいるのだそうとか(全県民が、とかのレベルではなく、一部の地域のみっぽいですが)。そこまで有名な食べ物だったのか。私は子育て中に知り、へーこんなのあるんだ、と知った感じです。
↓志村菓生堂さんの動物ヨーチは、楽天でも購入できますよ。
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——- 志村菓生堂 基本情報———-
〇創業年 1919年創業 / 大正8年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
埼玉県志木市中宗岡1丁目5-11
(東京都菓子工業組合内 紹介ページ)⇒ 組合員名簿 | 東京都菓子工業組合