埼玉県草加市は、江戸時代は大半が天領で、日光街道・奥州街道の江戸から2番目の宿場町・草加宿として栄え、周辺部では稲作が盛んであった場所。地名由来は綾瀬川右岸の“そが(砂地の意味)”とされていますが、徳川秀忠が鷹狩りで舎人(とねり、現・東京都足立区)宿泊の際に原野の草木刈りをして新道を造成したところ“草の大功”故に“草加”と命名させたとの説もあります。全国に知られる“草加煎餅”は米どころの上に醤油産地の野田(現・千葉県)に近く、大勢が往来する宿場町であったことにより江戸時代からの名物となりました。今も市内には数十軒の煎餅店があり、老舗も多数残っています。
1837年創業、餅菓子屋として始まった お菓子司 しみずや
草加駅から徒歩7分ほどの場所、旧日光街道沿いにある お菓子司 しみずや。1837年(天保8年)に創業した、市内有数の歴史あるお菓子屋さんです。元々は餅菓子屋として創業し、現在は九代目・三田修氏が運営されています。伝統的な和菓子を中心としつつも、和洋菓子等、幅広いラインナップで出迎えてくれるお店です。
という、しみずやさんの外観です。昔は清水屋と漢字表記だったそうですが、五代目の時代にひらがな表記にされたのだそう。
こちら店舗入り口の写真です。横に広いお店でした。
店内に入りました。草加銘菓・百代もなかを製造・販売されています。他に焼き菓子や水羊羹ななど日持ちするお菓子があるのも嬉しいですね。
別の箇所をアップで。練りきりとかも美味しそうだなぁ。
で、まずは百代もなかを購入。
中の餡毎にモナカの皮の色が違うのかな。
もう1つ、あんいりけーきロマンスを購入しました。お店の人に「最近の売れ筋」と聞きチョイスしています。
後ろからの図。確かに餡子が入っている。
取り出した図。蒸しパンに餡子が入ってる感じのお菓子でした。美味しい。
しみずやさん、本当に沢山のお菓子があって迷ってしまいましたが、おすすめされたロマンス、和と洋がうまく組み合わさったまさに「和洋菓子!」って感じでとても美味しかったです。カステラも評判なようなので、今度はカステラも食べてみたいなぁ。
——-お菓子司 しみずや 基本情報———-
〇創業年 1837年創業 / 天保8年創業
〇営業時間
※火曜 定休日
〇住所
埼玉県草加市住吉1-3-28 1F
(食べログ) ⇒お菓子司 しみずや – 草加/和菓子 | 食べログ