志田屋で、秋田の季節の贅を食べ感動する。しかもお手頃! / 秋田 秋田市 1876年創業 (明治9年)

秋田は、飛鳥時代 600年代半ばに阿倍比羅夫が“齶田(あぎた、顎に似た地形の意味)”に遠征したと報告したことが由来とされ、700年代前半に現・山形県から現・秋田市高清水の岡に移設された出羽柵(古代城柵)が後に秋田城と称され表記が定着しました。東北日本海側最大都市で秋田県の政治・経済・交通の中心地である県庁所在地・秋田市は、江戸時代は久保田藩(後に秋田藩)佐竹氏の城下町として、また雄物川河口(現・秋田運河)の土崎港(つちざきみなと、現・秋田港)が北前船寄港地として栄えました。東北を代表する夏祭りの竿燈まつりで知られ、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が複数残っています。

1876年創業、昭和天皇 来秋時のご会食担当をした料理人の血を引き継ぐ 志田屋

秋田駅から車で5分ほど、大町二丁目のバス停から徒歩1分ほどの場所にある 料亭 志田屋。1876年(明治9年)に志田長吉氏によって秋田市内の山王十字路寄りで創業されました。二代目忠治氏の時代に現在の場所に移転、以来この場所で営業を続けられ、現在は5代目の豊忠氏が腕を振るっております。4代目の豊吉氏は、昭和天皇が来秋された際にご会食を担当された、秋田を代表する料理人だったそう。

という志田屋さんの外観。立派過ぎて気後れするw。

中に入ります。廊下には様々なサインが飾られていました。

お部屋に通して頂きます。素敵すぎる空間にびっくり。今回ランチ予約して伺ってますが、2000円のランチです。その値段にこのお部屋って、何だか申し訳ない気持ちになりますね…。

席に着くと早速ご飯が出てきました。最初から秋田色が強いメニューが出てきます。

まずは、男鹿の黒もずく。暑い季節だったので、さらっと食べられて嬉しい。

こちらは、いぶりがっこクリームチーズ、お漬物、お肉等。秋田ですなぁ、秋田。

サーモンのマリネ的なもの。和の料亭ですが、洋アレンジが所々に顔を出します。

キノコがたっぷり入ったお吸い物には秋田名物じゅんさいが。このぬるっとした食感大好き。

マグロが出てきました。地元産の山芋をたっぷりかけて。味が濃い!

ラストに揚げナスとお魚のフリット的なもの。濃い目のトマトソースと×具に合う。美味しかった!ドリンクにコーヒーを頂いたのちに、

コーヒーゼリー。いやぁ、美味しかった!

料亭に行くのは、今も全然慣れないのですが、緊張しながらもお伺いすると、その土地の、その季節のものを沢山食べることが出来て、本当に良い経験となります。しかも志田屋さんの場合、これで2000円ですからね。お得にもほどがあるだろう、と思います。秋田に行く機会があれば、予約して伺うこと超強力にお勧めします!完全予約制のお店なので予約をお忘れなく!!

——-志田屋 基本情報———-
〇創業年 1876年創業  /  明治9年創業
〇営業時間
・11:30~22:00 (完全予約制)
※予約のない土日 定休日
〇住所
秋田県秋田市大町3丁目5-11
(公式ページ)⇒ 秋田市 料亭志田屋|ランチ|会席|割烹|きりたんぽ

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