札幌市中央区は、北海道庁・札幌市役所が所在し、行政・業務・商業施設が集積しており、市の都市機能の中核を形成しています。大通公園・中島公園・道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)・旧札幌農学校演武場(市時計台)・市円山動物園・北海道大学ポプラ並木・北海道神宮・大倉山・二条市場等の観光名所を多数擁し、毎年2月には大通公園等で“さっぽろ雪まつり”が開催されています。東京の歌舞伎町・福岡の中洲と共に“「日本三大歓楽街”と称される“すすきの”・狸小路商店街・札幌ラーメン横丁などの繁華街も多くの人で賑わっています。札幌ラーメン・スープカレー・ジンギスカン・大通公園とうきびワゴンの焼きとうきびやジャガバター等の地元名物始め道内各所の地産食材が集まり、和洋菓子も豊富です。区内には老舗の飲食店などが残っています。
1921年創業、千秋庵総本家をルーツに持つ 札幌千秋庵
すすきの駅から徒歩2分、札幌駅から徒歩20分弱の場所にある 札幌千秋庵。北海道各地にお菓子屋を生み出した1860年(万延元年)創業、函館市の千秋庵総本家をルーツに持つ菓子店です。1894年(明治27年)に創業された小樽千秋庵(現在は廃業)から、1921年(大正10年)に独立したのが札幌千秋庵さんとなります。1933年(昭和8年)に札幌千秋庵から独立した帯広千秋庵が、マルセイバターサンドで有名な六花亭製菓となります。今回ご紹介する札幌千秋庵さんは、総本家から1934年(昭和9年)に独立した釧路千秋庵を合併された老舗店でもあります。
という札幌千秋庵さんの名物の1つ山親爺(やまおやじ)をお取り寄せしました。1930年(昭和5年)発売のロングセラー商品です。山親爺は千秋庵総本家さんでも「元祖山親爺」として販売されております。
こんな感じの玉子せんべいとクッキーの間にあるようなお菓子です。 箱の上部に説明書きが載っていました。山親爺とは、北海道でのヒグマの愛称なのですね。新鮮なバター・牛乳・卵を使ったとあり、北海道だからこその味になっていそう。
一枚取り出した図がこちら。
中には、スキー板を履き、鮭を背負った熊の模様が。かわいいなぁ。
食べる前は、玉子せんべいのような少しポソポソした食感をイメージしていたのですが、山親爺はしっとりしたバターが香る高級感を感じるお菓子でした。鎌倉銘菓である1894年創業・豊島屋さんの鳩サブレーに近い味というか。ということで大変美味しかったです。今度は他のお菓子も食べてみたい!
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———-札幌千秋庵 (千秋庵製菓) 基本情報———-
〇創業年 1921年創業 / 大正10年創業
〇営業時間(本店営業時間)
・10:00-19:00
※無休
〇住所
北海道札幌市中央区南3条西3丁目
(公式サイト)⇒ 千秋庵製菓株式会社
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