新潟県庁所在地・新潟市の中南部にある秋葉区は、2005年(平成17年)に市に編入された新津(にいつ)市・小須戸町・白根市一部を以て2007年(平成19年)に現区となり、区名は1763年(宝暦13年)に当時の新津町大庄屋が新発田藩下賜の田家山に、火防の神・秋葉大権現を祀る秋葉神社を京都から勧請して建立し、田家山が秋葉山と称されるようになったことに由来しています。さつきむすめ(こしひかり)・里芋・さつき茶豆・おけさ柿・缶詰(小豆・筍)・さつき味噌等の特産品があり、区内には老舗の和洋菓子店・食品店などが残っています。
1928年創業、新潟県の駅弁文化の生んだ企業 三新軒 (さんしんけん)
新津駅から徒歩3分ほど、新潟駅から車で30分前後の場所にある三新軒。1928年(昭和3年)に新津駅の構内営業業者として営業を開始したことが創業です。戦後には新発田、そして新潟に支店を開きそれぞれの駅で営業を開始しています。現在はルーツとなった新津駅近くに本社を置く今回業界する株式会社三新軒、株式会社新発田三新軒(旧新発田支店)、株式会社新潟三新軒(旧新潟支店)と3社に分かれて営業をされています。
という、三新軒さんの「塩〆鯖と鮭の焼漬 押し競寿司」を購入しました。
原材料です。名前のまんまですが、鮭の焼漬と塩鯖炙りが入っています。押し寿司なので、ご飯はもちろん酢飯です。
中身はこんな感じです。鮭と少し甘めの卵焼きのバランスが最高です。しめ鯖も炙ってあるので、酸味が程よく美味しかったです。
三新軒さんのお弁当は何度か食べていますが、今まで会社が分かれていたか意識していなかったので、どの企業のものだったか記憶が曖昧です。今後は意識しつつ、これから新たにその味を発見していく喜びが残ったと思うことにします。それにしてもこのお弁当、ほんと美味しかった!
—— 株式会社三新軒 基本情報———-
〇創業年 1928年創業 / 昭和3年創業
〇営業時間
・9:00 – 15:30
※無休
〇住所
新潟県新潟市秋葉区新津本町1丁目2−43 三新軒ビル
(公式サイト)⇨ 株式会社三新軒