鳥取県鳥取市は、全国最少人口・最小人口密度の県庁所在地で、山陰地方で京阪神方面からの東の玄関口となっています。鳥取の名については、古事記に捕鳥納税の記述があり、沼沢湿地帯に捕鳥狩猟民が居たとか、日本書紀に言語不自由な王子が飛来白鳥を見て初めて発語したとの記述がある等の由来説があります。二十世紀梨・松葉蟹・モサ海老・白烏賊・鳥取和牛・あご竹輪・とうふ竹輪等の特産品も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

大正時代創業、マツコの知らない世界で紹介されたたい焼き店 らっぱや 大谷商店

川端一丁目のバス停から徒歩2分ほど、鳥取駅から徒歩12分ほどの場所にある らっぱや大谷商店。大正時代に創業された、たい焼き店です。金属型1つで1枚の鯛焼きを焼く天然たい焼きと呼ばれる焼き方(近年は1つの型で複数枚の鯛焼きを1度に焼く形式が一般的)で、マツコの知らない世界の「天然たい焼き特集」で紹介されたお店です。鳥取大火の際には、店主が鯛焼き型だけを持って避難したというエピソードも残っているそうです。ちなみにらっぱやという名称は、昔ラッパを使って客寄せをしていたことに由来するとのこと。

という、らっぱやさんの外観です。事前チェックで把握できていなかったお店なのですが、街を歩いている最中にただならぬ雰囲気から調べ、大正創業店と知りました。

店内に入るとたい焼1枚100円の文字と、過去の紹介記事が貼られていました。

こちらが購入したたい焼きです。やや小ぶりサイズで、大きめのiPhoneぐらいのサイズでした。

サイズがわからなかったので1枚だけ購入したのですが、このサイズならもう1枚買ってもよかったかもとやや後悔。焼き立てで生地のフワッと感含めとても美味しかったです。1枚1枚手焼きするお店は貴重なので、長く続いて欲しいですね（天然たい焼きという呼び方が良いかは、感じるところありますが）。

——–らっぱや 大谷商店 基本情報———-
〇創業年　大正時代創業
〇営業時間
・9:30-19:00
※水曜日 定休日
〇住所
鳥取県鳥取市川端2-112
（食べログ）⇒らっぱや 大谷商店 （ラッパヤ オオタニショウテン） – 鳥取/たい焼き・大判焼き | 食べログ