大寺餅河合堂の大寺餅、美味しい / 大阪 堺市堺区 1596年創業 (慶長元年)

大阪府堺市北西部の堺区は、安土桃山時代に有力商人の会合衆(えごうしゅう/かいごうしゅう)が自治運営して繁栄した中世以来に環濠都市だった地域を含み、市役所等の官庁・シティホテル・百貨店等の商店が集積して市の中心部となっており、沿岸部には堺泉北(せんぼく)臨海工業地帯が広がっています。堺の地名は摂津・河内・和泉の三国の“境”に発展したことによるとされ、かつては“境”/“左海”とも表記されました。北・西・中各区にまたがる百舌鳥(もず)古墳群の一角の仁徳天皇陵(大仙陵古墳)を始め寺社・古跡も多く、中世の千利休・今井宗久・津田宗及等の茶の湯文化の伝統もあって多数の名物和洋菓子があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・製菓会社・昆布や醤油等の食品店などが数多く残っています。

1596年創業、与謝野晶子も愛した大寺餅を製造販売する 大寺餅河合堂 (おおてらもちかわいどう)

堺駅から徒歩10分ほどの場所にある 大寺餅河合堂。1596年(慶長元年)に、大寺さんこと開口(あぐち)神社の境内で創業された堺名物・大寺餅(おおてらもち)の製造販売を行う和菓子店です。大寺餅は堺出身の歌人・与謝野晶子氏が好んだお菓子としても知られています。

という、大寺餅河合堂さんの外観です。看板がカッコ良い。

店頭には大寺餅河合堂さんの歴史と由来が書かれています。

店内に入りました。大寺餅は、あんころ餅と、きなこ餅・あんころ餅のセットと2種類あります。

名物の大寺餅以外にも、沢山のお菓子を製造販売されています。

さくら餅はもちろん道明寺です。お赤飯も美味しそうだなぁ。

大寺餅について読まれた歌や書かれた文章が、はっぴと共に飾られていました。

こちらは大正期に出された美味い名物大相撲番附。日本全国のお菓子屋さんの1つとして東の方・前頭に大寺餅さんが掲載されています。この番付表の現存店舗、全部行きたいなぁw。

という、大寺餅を買ってきました。この日お菓子買い過ぎだったので、あんころ餅のみを購入。

持ち運び中に少しつぶれてしまいましたが、味は抜群でした。

あんころ餅って、見た目も味も素朴な感じで大好きです。いつの間にか複数食べていて、すぐに無くなっちゃいますよね。食べきれないと嫌だなぁとあんころ餅のみを買ったのですが、一瞬で食べきれたのできなこ餅も買えばよかったと軽く後悔。お腹の具合は読みきれないものなぁ。

—— 大寺餅河合堂 (おおてらもちかわいどう) 基本情報———-
〇創業年 1596年創業 / 慶長元年創業
〇営業時間
・9:30 – 17:30
※火曜日・水曜日 定休日
〇住所
大阪府堺市堺区少林寺町西4-1-27
(食べログ)⇒ 大寺餅河合堂 (おおてらもちかわいどう) – 寺地町/和菓子 | 食べログ

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