荒川区南千住は、江戸時代に品川・四谷内藤新宿・板橋と共に江戸四宿の一つとして栄えた千住宿(日光街道の江戸を発って最初の宿場町)が拡大して加えられた南宿(下宿)が起源。明治時代以降、隅田川の舟運と鉄道貨物基地の陸運を接続する物流の要所の一つであり、大日本紡績(ニチボウ、現・ユニチカ)と旧・鐘淵紡績(カネボウ)の2大工場が立地する工業の町としても発展しました。昭和末期からはJR南千住駅東側の旧国鉄貨物駅跡地から旧汐入地区にかけて大規模再開発が進められ超高層集合住宅等も建ち並んでいます。この町にも老舗の飲食店が残っています。
1914年創業、あらかわ逸品の会選出の豆腐屋 大倉屋
南千住駅から徒歩5分ほどの場所にある 大倉屋。1914年(大正3年)に創業された豆腐店で、この地で100年超営業をされています。新しいことにチャレンジし続けるお店で、日本で初めてソフトもめん豆腐を実用化したお店としても知られています。
という大倉屋さんの外観がこちら。最近リニューアルされたのか、かなりモダンなルックスです。
こちらが看板。実はこの看板がきっかけで発見しました。みんなこうやって看板に書いてくれれば良いのにw 店舗の看板には、あらかわ逸品の会2019に選ばれたデザート豆腐 蜜やっこのことが載っていました。これは買わないとですね。 こちら店舗のディスプレイの様子。お豆腐が食べたい!と思ったものの、MTG前に豆腐は買えずに断念…。 こちらがデザート豆腐の蜜やっこ。隣の豆乳ドーナツも気になる! ということで買ってきました。まずは豆乳ドーナツから。 オープンした図。豆乳のふんわりした甘さが感じられて凄く美味しい。豆乳ドーナツって、体に優しくって、どんだけ食べても良い気がしちゃうのが危険よねw。 そしてこちらが、デザート豆腐 蜜やっこ。 蜜やっこは、黒蜜をかけて食べます。豆乳にハチミツを加えてにがりで固めたもで、ほんのり甘みがやってきます。優しい味だなぁ。
今回はあらかわ逸品の会2019に選ばれた蜜やっこと豆乳ドーナツを食べましたが、どちらも超美味しかった!これは豆腐への期待値が上がりますね。豆腐は持ち帰りが難しいので、老舗豆腐屋さんの豆腐は食べる機会が中々無いのが悩み。今度イベントで老舗豆腐を食べ比べる会とかやりたいなぁ。
——— 大倉屋 基本情報———-
〇創業年 1914年創業 / 大正3年創業
〇営業時間
・10:00~19:00
※水曜日 定休日
〇住所
東京都荒川区南千住5-36-11
(あらかわ産業NET内 公式ページ)⇒ (有)大倉屋