奥の松酒造、あだたら吟醸を飲む / 福島 二本松市 1716年創業 (享保元年)

福島県中通り北部の二本松(にほんまつ)市は、室町初期に奥州探題の畠山高国が居館して地名を二本松と改称し、七代当主が白旗ヶ峯に移城して二本松姓を名乗り、江戸時代は二本松藩領で、地名由来には旅人の目安となる二本の霊松説・古城の四本松城から二本の松を移植説があります。胡瓜・ちょろぎ・茸・葉煙草・林檎・みしらず柿・西念寺柿・無花果・林檎ジュース・麺・凍み餅・多数の銘菓(本練羊羹・木の葉饅頭・玉羊羹・最中拾万石・最中洗心亭・あだたら山の揚げまんじゅう・みそまんじゅう・元祖あんぱん等)・味噌・醤油・清酒・ざくざく(ざくざく煮/ざくざく汁)等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の飲食店・和菓子店及び和洋菓子店(多数)・食品会社・醸造所(味噌・醤油・複数の酒蔵)・旅館などが残っています。

1716年創業、現代の名工が醸す奥の松を販売する 奥の松酒造

杉田駅から徒歩12分ほど、二本松駅から車で9分ほどの場所にある 奥の松酒造。元々は武家であったものの商家に転身し、江戸初期までは油商をされていました。1716年(享保元年)に酒造りを開始し、この年を創業年とされています。元々は味噌・醤油も醸造されていましたが、途中から酒造りに専念されたそうです。

代表銘柄は「奥の松」。奥州二本松から取られた名です。各種品評会で数多く受賞をし、現在奥の松を醸造している東日本酒造協業組合の理事で杜氏の殿川慶一氏は「現代の名工」そして「黄綬褒章」を授与されている、日本酒界のレジェンドの1人です。

という、奥の松のあだたら吟醸を買ってきました。あだたら = 安達太良山のことですね。

ラベルをどうぞ。海外でも知名度の高いブランドで、ロゴ以外は英語で表記されています。

パッケージ裏側です。全国新酒鑑評会で10年以上の連続金賞、海外でもIWC2018で世界一の称号である「チャンピオン・サケ」に選ばれています。すごい実績…!

奥の松 あだたら吟醸は、かなり辛口のすっきり系。お酒の旨味がストレートに伝わるタイプで、そのまま飲んでも、海鮮系と合わせても最高に美味しかったです。ザ・日本酒なテイストがして、万人におすすめしやすい味でした。奥の松、また飲みたいなぁ。

———奥の松酒造 基本情報———-
〇創業年 1716年創業 / 享保元年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
福島県二本松市長命69番地
(公式サイト)⇒ 奥の松酒造|あだたら吟醸:世界一の称号チャンピオン・サケを獲得(インターナショナル・ワインチャレンジ)

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