大田区大森東は、かつては近隣の大森南・大森中地区などと共に海苔養殖・漁業で栄えた土地。町の南端にある旧呑川緑地は昭和後期に埋め立てられた、かつては海苔舟が並ぶ川でした。今は住宅地が広がる中に、老舗の海苔店や和菓子店等が残っています。
1669年創業、大森界隈で最も古い海苔の老舗の一つ 海苔の松尾
京急 平和島駅から4分ほどの場所、旧東海道沿いにある 海苔の松尾。1699年(寛文9年)に、海苔問屋として創業されました。日本の海苔養殖発祥の地と呼ばれる大森には沢山の老舗海苔店がありますが、その中でもかなりの歴史のある店舗で、江戸前の海苔を使った御膳のり、という商品も発売されています。
こちらが店舗外観。外からでも沢山の海苔を販売されているのが見て取れます。 店内には海苔がズラリ。長い海苔や激辛の海苔、などなど。海苔もバリエーション豊富ですね。
こちらは風味のりというシリーズ。しそ・ゆずといった変わり種もあります。
購入したものその1、びっくり味のり。何がビックリかというとそのサイズです。
取り出してみた図。伝わりますかね?ざっくり2倍強の長さがあります。インパクトはあるけど食べづらいw。 もう一つ、少し高級ラインの味付け海苔も買ってきました。
こんな感じの海苔。パリパリ感があってとっても良い!
海苔の松尾さんといえば、江戸前の海苔を使った御膳のりのシリーズで知られています。サイトを見ると3缶で1万円超!と中々手が出そうもありませんが、一度食べてみたいなぁ。この2年ぐらい海苔を沢山食べる生活になりましたが、食べ飽きることなく食べ続けられております。まだ見ぬ海苔と出会えますように。
———海苔の松尾 基本情報———-
〇創業年 1669年創業 / 寛文9年
〇営業時間
・平日 9:30~19:00
・日曜・祭日 10:00~17:00
※日曜日 不定休
〇住所
東京都大田区大森東1-6-3
(公式サイト)⇒海苔の松尾 | 創業1669年、江戸前の海苔を使い「御膳のり」をつくり続けてきた大老舗