徳島県北部に位置する「吉野川市」は、「四国三郎」の異名を持つ吉野川の中流域南岸に広がる、豊かな水と緑に恵まれたまちです。北部の肥沃な平野部と、南部に連なる四国山地・高越山系の山里が一体となった地勢を持ち、2004年(平成16年)に旧麻植(おえ)郡の鴨島町・川島町・山川町・美郷村が合併して誕生しました。市名は、その名の通り市域の北を雄大に流れる吉野川にちなんでいます。この地は全国初の「梅酒特区」に認定されており、豊かな梅林で育った梅を使った個性豊かな自家製梅酒や美郷そばが、訪れる人々を魅了しています。吉野川の清流と標高1,060mに咲き誇る「船窪のオンツツジ群落(国指定天然記念物)」をはじめとする大自然、そして旧麻植郡が育んできた遍路文化や伝統産業が見事に調和する、徳島県北部を代表する歴史と自然のまちです。
明治初期創業、霊峰・高越山の別名を菓子に映す山川町の老舗 和菓子処 西川 (にしかわ)
麦原バス停から徒歩10分ほど、JR山瀬駅から徒歩13分ほど、吉野川市山川町に店を構える 和菓子処 西川 。明治初め頃、初代が山瀬村でだんご屋を始めたことにルーツを持つ、100年以上続く老舗和菓子店です。創業の正確な西暦年はわからないとのことですが、2代目・磯太郎が数々の銘菓を生み出し、「とら巻」「衣笠ようかん」はその当時からの商品とされています。「衣笠山」は、山川町にそびえる標高1,133mの霊峰・高越山の別名を冠した饅頭で、昭和初めから変わらず伝統の味を守り続ける銘菓として吉野川市の資料にも紹介されています。現在は5代目と6代目がともに和菓子づくりを行い、「余分なものは入れない」というこだわりのもと、昔ながらの製法や国産・徳島県産の材料を大切にしながら、衣笠山、とら巻、ようかん、栗きんとん、いちご大福、ゆず・すだちの琥珀糖「高越の雫」などを届けています。
という、和菓子処 西川さんの外観です。横に長い店舗でした。
なんとか全体像を写そうとしたけれど、無理だった斜めカットもどうぞ。
店内に入りました。ショーケースにお菓子がずらりと。衣笠山を買おうかなと考えていたところ、店主さんに話しかけて頂き、相談した結果、棹菓子系が気になってきたため、そちらを買うことに。
で、購入したのがこちらの「とら巻」です。
包装紙とると「阿波銘菓とらまき」の文字が。
切る前の姿を撮り忘れましたが、虎柄っぽい生地に餡子が巻かれたお菓子です。
切り分けた姿がこんな感じ。上部が虎柄になってますね。中の餡子は柚子が入っていて、爽やかな甘味でとても美味しいです。
お勧めに従って買った”とら巻”、見た目も味わいも素晴らしく代表銘菓感ありました。これはまた買いたいな。「余分なものは入れない」シンプルなこだわりに、長く続く理由を感じました。次は霊峰・高越山の別名「衣笠山」を冠したお饅頭や、秋限定の栗きんとんを食べてみたい!
店舗情報
店舗名:和菓子処 西川
創業年:明治初期創業
営業時間:8:00 - 20:00
定休日:火曜日(祝日の場合は営業)
住所:徳島県吉野川市山川町前川62-6 [地図を見る]
公式サイト:和菓子処 西川|徳島県菓子工業組合