西川屋の元祖ケンピは、芋でない硬いお菓子 堅干だった / 高知 高知市 1688年創業 (元禄初年)

高知県の県庁所在地である高知市は、江戸時代には山内一豊以来の山内家が治めた土佐藩の城下町として発展。地名は、現・高知市の川に挟まれた地の城が、河中山城(こうちやましろ)から高智山城を経て高知城と呼ばれるようななったことが由来とされています。鰹節・清酒などの特産品や、皿鉢料理・鰹土佐造り・鰹たたき・うつぼ料理・堅干(けんぴ)等の郷土料理・菓子も多く、県内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店などが多数点在しています。

1688年創業、土佐藩の御用菓子司であった歴史ある和菓子店 西川屋

高知駅から車で7分ほど、徒歩25分強の場所にある 西川屋 知寄町本店。その歴史は古く、1600年以前から素麺やお菓子を作っていたそう。そして1688年(元禄初年)に初代 西川屋才兵衛氏が赤岡(現在の西川屋赤岡旧本店がある高知県香南市赤岡町)にお店を構え、この年を西川屋の創業とされています。ちなみに西川屋という屋号は、先祖が西川村出身であることが由来だそうですよ。

という、西川屋 知寄町本店の外観。写真から見えませんが数台止まれる駐車場付きです。

店内に入りました。ケンピが大量に並んでおります。
元祖ケンピとありますね。私実はかなり長いこと、ケンピ=芋けんぴだと思い込んでいました。砂糖と水飴、小麦を混ぜて焼いた、ケンピ=堅干とかく、かたーいお菓子なのです。こちらは創業時に西川屋才兵衛氏が開発したものだそう。 美味しんぼにも登場しており、1ページ飾られていました。 ケンピは今や色んな味があり、胡麻・柚子・ナッツ・カカオ・チーズバターがラインナップされていました。 ケンピ以外にも山内侯に献上した梅不し等の銘菓もあります。 今回は元祖ケンピを購入。赤色の箱が印象的ですね。
こんな感じのお菓子です。 取り出した図。うん、硬いw。硬いけれどじんわりと甘みが来る、病みつきになる系の味。ぼーっとしながらポリポリ食べ続けてしまうw。

他のフレーバーも買ってきました。一番のヒットは、こちらのチーズ・バター味。洋風なテイストにもマッチするケンピ、凄い!

写真に撮り忘れましたが、他のフレーバーも買ってきました。チーズ・バター以外だと胡麻が個人的な好み。中々受け入れの幅が広いお菓子ですね。高知に行ったらケンピはまた買うだろうし、他の銘菓も買いたい!赤岡旧本店にも行きたいなぁ。

——- 西川屋 基本情報———-
〇創業年 1688年創業 / 元禄初年創業

以下は、知寄町本店の情報です。
〇営業時間
・9:00~19:00
※定休日なし
〇住所
高知県高知市知寄町1丁目7-2
(公式サイト)⇒ 創業元禄初年・土佐藩御用菓子舗【菓匠 西川屋老舗】│高知県の伝統のお菓子・和菓子・土産│全国銘菓加盟店

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です