にんべんの日本橋だし場 (bar) / 東京 日本橋室町 1699年創業 (元禄12年)

江戸時代初期から開発が進み、京都・室町に町名を由来するとされる日本橋室町。魚市場発祥の地でもあり、呉服問屋などが店を構えた江戸最大の大繁華街でした。大小の企業が立地するビジネス街の中に、老舗の飲食店や商店が数多く残っております。

1699年創業、かつお節といえばの にんべん

にんべんの創業は1699年(元禄4年)まで遡ることが出来ます。三重県の四日市出身の初代 高津伊兵衛さんが、20歳の時に、日本橋で鰹節と干魚類の商いを始めたことがルーツです。

にんべん、という少し変わった名前ですが、元々の屋号は伊勢屋伊兵衛。その屋号の暖簾印に伊勢屋、そして伊兵衛の人偏を使ったところ、誰ともなく「にんべん」と呼ぶようになり、社名がにんべんとなったそうです。

そんなにんべんさんは、かつお節の販売に留まらず、近年はお出汁を楽しめるイートインスペース「だし場 (dashi bar)」を出店されています。今回はにんべん日本橋本店に併設されている日本橋だし場へお伺いしてきました。

日本橋コレド入ってすぐにあります。コレドのいい匂いは出汁によって出来ています!

お伺いした日は以下のラインナップが販売されていました。ざっくり分けるとご飯系とスープ系ですね。

せっかくなので、かつぶしめしと、お味噌汁をオーダーしました。正面だと違いが見えないですね。

上からのショットがこちら。かつぶしめしには、バターをトッピングしました。

かつぶしめしバタートッピングのアップの図。

お味噌汁アップの図。

日本橋だし場は1000円以下の金額で、高級なかつお節をたっぷり使ったご飯とスープ類の両方が楽しめる、超がつくお得な場です。量的にお腹いっぱいにはならないのですが、おやつ代わりに or お近くの軽めランチと合わせて、楽しんでいただくのにピッタリです。日本橋本店以外にもだし場は出来ているようですので、みかけたらぜひ出汁の力を試してみてください!

———にんべん日本橋だし場 基本情報———-
〇創業年 元禄12年創業 / 1699年創業
〇営業時間
10:00~20:00
(12月31日は10:00〜18:00)
※元旦 定休日
〇住所
東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1・1階
(公式サイト)⇒鰹節やだしの製造販売なら|株式会社にんべん

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