県庁所在地の福島市は県北東部の中通り北部にあり、主な市域は福島盆地の南西部分とその周辺の山岳・丘陵地域です。福島の地名由来は不詳ですが、安土桃山時代に一帯を支配した蒲生氏郷或いは城主・木村吉春が従来の杉妻から吉名の福島に改称したとの説もあります。吾妻小富士・五色沼・浄土平等の山岳景観に恵まれ、飯坂・土湯・高湯の温泉街・古関裕而記念館(出身者)・JRA福島競馬場等の観光・レジャー資源も豊富です。(土湯系)こけしの郷土玩具で知られ、生産量が全国1位の梨や全国有数の桃・柚子(信夫山)・凍豆腐(立子山)・みそぱん・麦せんべい等の特産品・名物があり、市内には老舗の飲食店・和洋菓子店・食品店が残っています。
1923年創業、和菓子・洋菓子・チョコレートとアップデートし続ける菓子店 中野屋菓子舗
置賜町のバス停から徒歩1分ほど、福島駅から徒歩7分ほどの場所にある 中野屋菓子舗。中川製餡所に勤めていた初代・早坂政男氏が、1923年(大正12年)に船場町にて独立開業したのが創業となります。その当時からの目玉商品が、青えんどう豆を使った豆大福で、開店するにあたって開発されたそうですよ。和菓子店として始まった中野屋菓子舗さんは、2代目・早坂久雄氏の時代に既存商品のアップデートが行われ、3代目・早坂吉弘氏の時代に洋菓子への取り組み、そして4代目・早坂知弥氏が加わってから、チョコレート作りをスタートされています。
という中野屋菓子舗さんの外観です。名代 豆大福の看板が立っていますね。
店内に入りました。少し遅い時間だったので、和菓子のディスプレイは売り切れ気味でした。
こちらは洋菓子のディスプレイ。めちゃ可愛くてオシャレ。
このクロワッサンのサンドとか、めっちゃ美味しそうだよね。
で、こちらがチョコレートです。1番右の唇型のチョコレート・レーブルスパイスはセクシーで可愛いですね。
で、今回は豆大福&チョコレート2種類を買ってきました。
青えんどう豆を使った豆大福。青えんどうを使うのは当時かなり珍しかったそうですよ。今もあまり見かけないので、十分珍しい気もしますけれど。
で、チョコレート2種類です。左がオランジュキャラメルパッション、右がテキーラライムです。
テキーラライムをアップで。チョコレートと柑橘系って合うのね。
中野屋菓子舗さん、豆大福もチョコレートもめちゃくちゃ美味しかったです。両方共に美味しかったということは、洋菓子も美味しいに違いないですね。洋菓子系はイートインコーナーがない場合、旅行者だと食べづらいのが課題です。泊まれば良いのか、と書いてて思いましたけれども。
———中野屋菓子舗 基本情報———-
〇創業年 1923年創業 / 大正12年創業
〇営業時間
・10:00 – 22:00
※日曜日 定休日
〇住所
福島県福島市置賜町4−13
(公式サイト)⇒ 中野屋菓子舗