中村茶舗で、焙煎玄米チョコクランチと煎茶を購入 / 島根 松江 1884年創業 (明治17年)

島根県の県庁所在地 松江市は、1607年(慶長12年)に堀尾吉晴が大橋川北側の末次の地に築城した際に中国・杭州の西湖畔“淞江(ずんごう)”に似た風景として、宍道湖を西湖に見立て命名されました。江戸時代は徳川家康嫡男系統の結城松平氏 松江藩の城下町として栄えた街。宍道湖を始め松江城・武家屋敷等の旧跡や玉造温泉等の観光名所も数多く、宍道湖七珍(しんじこしっちん、鱸・大和蜆等7種の魚介類)や出雲蕎麦・あご野焼・津田蕪漬等の名物・郷土食や松江藩7代藩主松平治郷(茶人・不昧、ふまい)考案の“不昧公御好み“の茶菓子(三種は山川・若草・菜種の里)等の松江和菓子など豊かな食文化を持ち、老舗の飲食店・和菓子店・食品店が何軒も残っています。

1884年創業、電動石臼の開発者によって創業された宇治の茶問屋中村藤吉本店の分家 中村茶舗

松江駅から徒歩11分ほどの場所にある 中村茶舗。1884年(明治17年)に、中村末吉氏によって、宇治にある中村藤吉本店から分家の形で創業された店舗です。本家も分家も今も名門として知られているのは凄いですね。創業者の中村末吉氏は、日本初の電動石臼を作った方としても知られています。

という中村茶舗さんの外観。商店街に急に風格ある店舗が出てきます。

店舗前にはこんな看板も。人気アニメとのコラボ商品もありました。

店内に入りました。お茶がずらりと並んでいます。

店内にはこんな看板が。松江の茶文化といえば不昧公は外せないですよね。老舗食堂でも紹介している若草(彩雲堂さん)山川(風流堂さん)も紹介されていますね。

中村茶舗さんの歴史も。なんとバンコクに日本茶カフェChahoをオープンしているそう。いつか行ってみたいなぁ。

商品を購入したところ、お茶を出して頂けました。そして隣で工場見学もできますよ、とも教えて頂く。それは見に行かないとだ。

ということで来ました。抹茶工場見学コース。店舗のお隣にあります。

こんな感じで電動石臼で作られる抹茶を見ることが出来ます。色が超鮮やか!

工場見学の案内はこんな感じ。今の工場は1997年に新設されたものだそう。
抹茶ができるまでの工程がこちら。今回見ているのは4番目の工程だそう。 今回購入したもの、その1。焙煎玄米チョコクランチ抹茶味。中村茶舗さん厳選のお茶を使用しています。お米は島根県奥出雲のブランド米 仁多米を使っています。
こんな感じで、個包装になっています。 オープンした図。色見が美しい!コメの食感と抹茶の味のバランスが良く美味しい。一瞬で食べきってしまったw そして煎茶ティーバッグも購入。簡単に作れるのに美味しいから素敵!

中村茶舗さん、新しいチャレンジを続けていらっしゃる会社で、商品を見ているだけで楽しかったです。本家にあたる中村藤吉本店さんも、お茶を軸とした商品開発に積極的な会社さんなので、同じ血筋を持つ会社なのだなぁと、DNAのつながりを感じました。いつか中村茶舗さんがオープンされているバンコクのカフェに行きたいなぁ。

——— 中村茶舗 基本情報———-
〇創業年 1884年創業 / 明治17年創業
〇営業時間
・9:00~18:00
※年中無休(元旦~1月4日のみ休業)
〇住所
島根県松江市天神町6
(公式サイト)⇒松江のお茶の老舗・中村茶舗(なかむらちゃほ) | 創業明治十七年 抹茶・緑茶・煎茶などの日本茶や茶道具各種の通信販売に対応しております。

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