あご野焼きで知られる持田蒲鉾店さんが、22年10月20日をもって閉店されました。ご主人の怪我と後継者不在が理由とのことです。残念過ぎますね…。
TwitterでJR2POZさんに教えて頂きました。
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島根県中東部の出雲(いずも)市は、1941年(昭和16年)発足の旧出雲市が2005年(平成17年)に平田市及び4町と合併(のちに1町編入)して現市となり、出雲大社・須佐神社等の古代史・文化遺産が豊富な“神話の国”として知られています。出雲の地名は“八雲立つ”(雲が美しく湧き出る)の意味とされていますが、由来には夕つ方(夕日沈む西方)説・五面(いつも、出雲国と国引き造成の四ヶ国とで五面)説等の諸説もあります。出雲蕎麦(わんこ・戸隠と共に三大蕎麦)・あご野焼・島根ワイン・発祥の出雲ぜんざい・銘菓(俵まんぢゅ・宿禰餅など)等の名物がある市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。
創業100年越え、アゴ(飛び魚)を使った蒲鉾が名物 持田蒲鉾
雲州平田駅から徒歩3分、出雲市駅から車で20分ほどの場所にある 持田蒲鉾。創業年は不明ですが、100年を超える歴史があるお店とのことです。持田蒲鉾さんがお店を構える出雲市平田町は港町で、他の島根の港と同様にアゴ(飛び魚)が水揚げされる場所。この地域一体は、アゴを使った「あご野焼き」が有名で、今回はそんなあご野焼きを持田蒲鉾店さんからお取り寄せしました。
という、あご入り野焼きです。あご入り、となっているのは含有量の兼ね合いでしょうか。タラとアゴで作られているそうです。
こちら裏側。見づらいですが、焼酎が使われています。お酒が入るのもあご野焼きの特徴の1つですね。
取り出した図。真空パックに入っています。
切り分けました。ちょっと固めで歯応えのある竹輪のような食感。お酒に合う!
あご野焼きは、島根の他の蒲鉾店からもお取り寄せしていますが、ちょっと固めの独特の食感と、飛魚らしい独特の匂いが、「そうこれこれ」って感じになりますね。おかずというより、お酒に合うって感じの食べ物です。ビール片手に齧り付くのも良さそう!
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——–持田蒲鉾店 基本情報———-
〇創業年 創業年不明 (100年越え)
〇営業時間
・本店のため割愛
〇住所
島根県出雲市平田町950-12
(公式ページ)⇒雲州平田・持田蒲鉾店