国産鮑を使った、みな与の煮貝美味しいよ / 山梨 甲府市 1584年創業 (天正12年)

山梨県庁所在地の甲府市は、1519年(永正16年)に甲斐国守護大名・武田信虎が現・笛吹市石和町から現・甲府市川田町を経て躑躅ケ崎館(現・甲府市古府中町)に居館を移した際に甲府(甲斐国府中)と命名した地。御岳昇仙峡・湯村温泉・甲府城址(舞鶴城公園)の観光名所や武田氏ゆかりの信玄墓所・武田神社(躑躅ヶ崎館跡)等の多数の寺社・旧跡が点在していて、宝石研磨宝飾・水晶細工・手彫印章・印伝(羊・鹿革)等の伝統工芸産業で知られています。鮑煮貝・鳥もつ煮ほうとう・御岳そば等の郷土食品も多く、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が残っています。

1584年創業、国産あわびでのみ煮貝を作り続ける みな与

中央三丁目のバス停から徒歩1分ほど、甲府駅から徒歩15分ほどの場所にある みや与。1584年(天正12年)に創業された鮑を煮た郷土料理・煮貝の専門店です。海なし県である山梨でなぜ鮑か、ですが、みな与の6代目の方が静岡から醤油樽に詰めた生の鮑を馬で運び、馬の背中の上で揺らされた結果ちょうど良い浸かり具合となり、それ以来山梨の名物として定着しています。みな与さんでは、国産あわびにこだわり、保存料等を使わず作られた昔ながらのこだわりの作り方を守り続けられています。

という、みな与さんのあわびの煮貝です。煮鮑と書かれていますね。

紙をとると、こんな感じの木箱に格納されています。

煮鮑、土産、最適の文字が見えます。良いお値段しますが、確かに良いお土産なのです。

蓋を開けました。

包み紙を外すと、真空パックされた煮貝が出てきます。国産黒あわびの文字も。

まずは肝を外します。肝は味濃いめですが、日本酒と物凄く合いますよ。

そして本体の方を切ります。この後、さらに薄めにスライスしました(5mmぐらい推奨とのこと)。

正面からの図です。少し濃いめの味付けが、お酒を誘うんですよねぇ。ほんと大好き。

パンフレットも入っていました。海のない山梨で鮑が特産品になったお話が書かれています。塩漬けでなく、生の味を食べさせたいという、みな与のご先祖さまの努力の結果生まれたのです。

煮貝の食べ方も載っていました。肝を外した後に薄くスライスします。

煮貝は一度山梨で食べて以来、大好きになりました。ちょっと濃いめなのがお酒を誘い、コリコリした食感がやみつきになります。良いお値段するので気軽には買えませんが、お祝い事とかお正月とかに定期的に食べたいなぁ。

↓みな与さんの煮貝は、楽天でもお取り寄せできますよ。

 

——- みな与 基本情報———-
〇創業年 1584年創業 / 天正12年創業
〇営業時間
・9:00-17:30
※日曜日 定休日
〇住所
山梨県甲府市中央3丁目11−20
(公式サイト)⇒ 創業400余年 煮貝の元祖 みな与

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