江戸時代に日本の道路網(五街道)の起点として、日本橋川に架けられた日本橋を中心に交通の要所となった中央区日本橋。江戸を代表する大商業地として賑わったこの街は、日本銀行本店や東京証券取引所などが立地する日本を代表する金融街でもあり、東京を代表する老舗の飲食店・和菓子店・食品店などの一大集積地となっています。
明治中頃創業、土門拳が日本一旨い鰻屋といった 美國屋
日本橋駅から徒歩1分ほどの場所、日本橋高島屋新館一階にあるのが 美國屋。明治中頃に、笹沼藤吉氏が墨田区本所で鳥と川魚を扱う料理屋「鳥藤」として創業し、戦後に藤吉氏の息子である卯一郎氏が中央区日本橋に移転し屋号を「美国屋」とされました。戦後の荒れ果てた日本が再び美しい国になるように、という願いが込められているのだそう。現在は美国屋でなく、屋号を美國屋とされています。いつから旧字になったのかご存知の方お教えください。
という美國屋の外観。2018年9月に髙島屋新館に移られたので外観はかなりモダンな店舗です。
店内に入りました。メニューが出てきます。
こちら、お得プライスのうな丼。限定20食ですが、2,200円で食べられます。
うな重はこちら。二段重4,300円が気になる。気になったら頼むしかないw。
ということでやってきました、うな重の二段重です。二段…!
二段の上には鰻が入ってます。下がご飯で、上下見えるようにした図がこちら。鰻は箸で持ち上げると身崩れするほど柔らかい。最高ですなぁ。 店内には昔の新聞の切り抜きが置いてありました。
赤囲いの部分をアップ。写真家の土門拳さんのコメントとして「美国屋のうなぎは、おそらく日本一でしょう」とあります。当時は一人前三百円。安いなぁ。
美國屋さんのウナギ、柔らかくって本当に美味しかったです。土門拳さんが日本一というのも頷ける。タレはかなりあさっりしていたのでどれだけも食べれそうなのが怖かったですw。
美國屋さん、オープン時間はランチタイムのみとなりますので、気になる方は時間チェックの上お伺い下さいませ!
———美國屋 基本情報———-
〇創業年 明治中頃創業
〇営業時間
11:00~16:00
※日曜日 定休日
〇住所
東京都中央区日本橋2-5-1
(公式サイト)⇒ 日本橋高島屋北口前 うなぎ蒲焼 美國屋 – お店の紹介