三國屋の酒饅頭とロールケーキ / 富山 氷見市 嘉永年間創業 (1848-54年)

富山県北西部で能登半島の根元の東側に位置する氷見(ひみ)市は、好漁場である富山湾西岸の諸漁港で水揚げされる豊富な海産物で知られています。特に重要な特定第3種漁港としては全国13港(本州・九州のみ)の一つである氷見漁港では氷見魚市場も設置され、近年では約8割が安土桃山時代に発祥した定置網漁法による漁獲で、春の鰯・夏の鮪、特に冬の氷見鰤(寒鰤)が名産品です。地名由来には、蝦夷防備の狼煙(のろし)監視場の“火見”説・海越しに見える立山連峰の万年雪から“氷見”説・海が干し上がった陸地の“干海”説等の諸説があります。古刹・光禅寺は漫画家の藤子不二雄A(安孫子素雄)の生家として知られ、市内には氷見温泉郷・氷見漁港場外市場(ひみ番屋街)等の多数の観光名所・施設、氷見牛・氷見うどん等の特産品・郷土食や金鍔等の名物も多く、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。

嘉永年間創業、氷見市で唯一江戸から続くお菓子店 三國屋

芸術文化館前のバス停から徒歩2分ほど、氷見駅から車で8分前後の場所にある 三國屋。嘉永年間(1848-54年)に創業された和洋菓子店で、氷見市にある唯一の江戸創業のお菓子店とのことです。創業の頃からの和菓子に加えて、洋菓子にも力を入れていらっしゃいます。

という、三國屋さんの外観です。広い入口ですね。 店頭の看板です。同じ氷見市の髙澤酒造さんの酒粕を使ったバスクチーズケーキもあるそうです。 店内に入りました。洋菓子のディスプレイが目に飛び込んできます。美味しそう…!

和菓子買いに来たのですが心が揺れます。とはいえ、旅行中って洋菓子買いづらいのですよね(食べる場所の確保の難しさ等あるのです)。
こちらは酒饅頭。創業の嘉永年代より続く代表銘菓です。

店内には忍者ハットリくんの色紙が。藤子不二雄A氏の生家がある氷見市ですからね。
ということで購入しました。せっかくなので洋菓子&和菓子のセットで。
購入したものその1、ロールケーキです。昔ながらのバタークリーム感もあって美味しかった。
そして代表銘菓である酒饅頭です。鉄板の味ですね。暖かいお茶が欲しくなった。

三國屋さんのロールケーキと酒饅頭、どっちもとても美味しかったです。今度は髙澤酒造さんの酒粕使ったバスクチーズケーキや、ホールのロールケーキも買ってみたいです。電車だと運びづらいので、いつか車で買いに行きます!

—– 三國屋 基本情報———-
〇創業年 嘉永年間創業 (1848-54年)
〇営業時間
・8:30-18:30
※水曜日 定休日 (火・木に変更の可能性あり)
〇住所
富山県氷見市幸町23−17
(公式サイト)⇒ 三國屋

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