昭和中期に埋め立てられた京橋川に架かっていた”京橋”に由来する中央区京橋は、旧日本橋区と合併し中央区になるまで、銀座地区を含む旧京橋区の中心でした。今も銀座への北の入り口として、大手企業本社も多いビジネス街の中に、老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが残っています。
1916年創業、大正期からアイス・チョコを販売する 明治Meiji
東京駅から徒歩7分、京橋駅から徒歩2分の場所にある 明治(Meiji)。明治は旧・明治製糖から派生した明治製菓・明治乳業が2009年に明治ホールディングスとして統合され、2011年に食品事業会社として株式会社明治が、薬品会社としてMeiji Seika ファルマ株式会社が発足しています。という株式会社明治さんのご紹介です。
株式会社明治の直接のルーツとなるのは1916年(大正5年)のに東京菓子株式会社の創業です。翌年1917年(大正6年)には大正菓子株式会社と合併し、キャラメル・ビスケットの製造を開始されています。同年には明治乳業の前身となる極東煉乳株式会社も創業されています。
と、会社紹介が長くなりますが、1921年には練乳・明治メリーミルクの発売、1924年・アイスクリームの販売開始、1926年ミルクチョコレート・ココアの販売と、大正期から今につながる定番を販売され続けています。
という明治さんは紹介するものが多すぎですが、まずは最近の一品から。2022年3月から発売している、厳選素材のきのこの山とたけのこの里です。通常バージョンより素材がグレードアップされております。
まずは厳選素材のきのこの山から。「カラダがよろこぶ恵のひととき」とあります。
こちらパッケージ裏側です。厳選素材小麦全粒粉と玄米粉を使ったクラッカー、ベネズエラ産カカオ豆を使ったチョコレートが使われています。甘さはちょっと控えめ。
見た目はこんな感じ。まあ、変わらないですねw。味は上品さが増していてとても美味しいです。たけのこ派の私も美味しく頂けました。
そしてこちらが、厳選素材のたけのこの里です。値段書き忘れましたが、どちらも200円前後と、一般バージョンとさほど値段変わらないです。ただ、内容量が少なめです。
パッケージ裏側です。厳選素材として小麦全粒粉とヘーゼルナッツペーストを使ったクッキーと、ベネズエラ産カカオ豆を使ったチョコレートになっています。
通常版と比べて、さらにクッキー部分がしっとり、だけど味を主張する形になっていて、とっても美味しかったです。もうこれだけで生きていける…(錯覚
せっかく明治さんを紹介するので、適当な詰め合わせセットを買ってみました。すごい、全部見たことある、ってところに明治の凄さを感じますね。
まずはアーモンドチョコレート。ド定番の1つですね。発売は1962年(昭和37年)です。もう還暦を迎えるブランドだったのね。
いつ食べても最高に美味しい。 次はチョコベビーです。こちらは1965年(昭和40年)の発売。子供の頃食べたあのまんまの味で大好き。小粒なのにお腹いっぱいになれるのが嬉しい。
そしてアポロです。こちらは1969年(昭和44年)発売。
嫌いな人いないんじゃないかと思える苺味チョコの大定番ですね。
こちらは新しめです。1999年(平成11年)発売のFran(ふらん)です。
1つ取り出した図。
ムースタイプのチョコをかけたのが斬新でした。発売時売り切れするほど人気でしたよね。
こちらはマカダミアチョコレート。勝手に新しいお菓子の印象を持っていましたが1976年(昭和51年)発売の40年選手でした。
パッケージ裏側。フィルムで閉じられていてフレッシュさを保っています。
ハワイのお土産の印象が強いですが、食べ慣れているのは断然明治バージョンです。 そして明治ミルクチョコレートのBOX版。ミルクチョコレート自体は1926年(大正15年)発売の超ロングセラー商品…!BOXタイプの発売は調べても出てきませんでした。 箱の裏側です。 こんな感じで1つずつの個包装になっています。チョコレートをストレートに味わえて本当に大好きです。 紹介ラストはガルボ。1996年(平成8年)発売です。今回は香りとコクのホワイト味。気持ち切りかえチョコレートとしてブランディングしています。 こんな感じのお菓子です。クッキーのチョココーティングといった感じ。ホワイトかつぶ練り苺派です。
と、過去最大級の商品紹介になった明治さんですが、ロングセラーが沢山ある老舗メーカーさんだとどうしてもこうなっちゃいますねw。好きなものがありすぎるのですが、個人的にはたけのこの里・アポロ・チェルシー推しです。手頃な価格で買える幸せ、いつもありがとうございます!
↓厳選素材シリーズは、こちらからも購入できますよ。
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——- 明治 – Meiji 基本情報———-
〇創業年 1916年創業 / 大正5年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
東京都中央区京橋二丁目2番1号
(公式サイト)⇒ 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd.