松屋利右衛門で、日本三大銘菓 鶏卵素麺の”たばね”を食べる / 福岡 中央区 1673年創業 (延宝元年)

福岡県の県庁所在地・福岡市は、那珂川を境に、福岡藩黒田氏の武家町“福岡”と古来からの国際貿易港・商人町の“博多”として永らく栄えてきましたが、明治初年に統合され福岡(当初は福博)となりました。かつて城下町の外れだった中央区北東部の天神地区が発展して多数の百貨店・商業施設が集積する繁華街となり、市役所が立地し、隣接する大名地区等が若者の町となっています。中北部には福岡城址・大濠公園があり、北西部はペイペイドーム(前ヤフオクドーム)等の施設が集積するシーサイドももちの一部となっています。この町にも老舗の飲食店が残っています。

1673年創業、日本三大銘菓 鶏卵素麺の元祖 松屋利右衛門

桜坂のバス停から徒歩5分ほど、福岡駅から車で20分弱の場所にある 松屋利右衛門。1673年創業の同店は、日本三大銘菓として知られる鶏卵素麺の元祖として知られるお店で、現在は13代利右衛門さんがご主人となります。鶏卵素麺とはポルトガルからやってきた南蛮菓子フィオス ・デ ・オーヴォスを元に作られた、卵と砂糖だけで作られたお菓子です。

※日本三大銘菓は、金沢・森八さんの長生殿、新潟・越乃雪本舗大和屋さんの越乃雪と、鶏卵素麺と数えるケースや、松屋利右衛門さんの代わりに松江・風流堂さんの山川を入れるケースと定義に揺れがあります。

という鶏卵素麺、自粛期間中に今回はお取り寄せで購入しました。卵の文字がカッコよい。

鶏卵素麺を開発し名付けたのが初代利右衛門sんなのだそう。旧黒田藩御用菓子司でもある名門店です。

松屋利右衛門さんは新商品開発もされていて、鶏卵素麺そのものだけでなく”たばね”と”ひねり”という一口サイズのカワイイ商品も販売されています。今回は”たばね”を購入。

こんな感じで小さめの箱に小分けにされて入っています。 たばねは、一口状に切った鶏卵素麺を、水引に見立てた昆布を巻いた商品。さっと食べられてとっても美味しい! あんまり変わらないですが別角度で。この濃厚な甘さが良いんですよねぇ。同じ南蛮菓子であるカステラやカスドースと味は似ています。 鶏卵素麺は通常切られていないので、ちょっと食べづらいなぁと思っていたので、この一口サイズは個人的に凄く気に入りました。この一口サイズだけど、濃厚な甘みも健康的に食べられる気がするので良いですね。
上品なお菓子って甘さ控えめなことが多いけれど、松屋利右衛門さんの鶏卵素麺はすっごく甘いのに上品な感じで何だか不思議。これが日本三大銘菓の力なのか!シュガーロードで生まれたお菓子には色々と楽し食って美味しいものが多いですね。

———松屋利右衛門 まつやりえもん 基本情報———-
〇創業年 1673年創業 / 延宝元年創業
〇営業時間
・10:00~16:00(売り切れ次第終了)
※日・月定休日 (他、臨時休業あり)
〇住所
福岡県福岡市中央区桜坂3-12-81-102
(公式サイト)⇒松屋利右衛門 まつやりえもん | 延宝元年創業 日本三大銘菓 鶏卵素麺 福岡博多

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