松屋珈琲店でテイクアウトコーヒー / 東京 虎ノ門 1918年創業 (大正7年)

港区虎ノ門は江戸時代に江戸城外堀にあった城外郭門の虎之御門に因んでいます。門の名の由来には、当時の都市設計思想だった四獣神の四神相応(東・青龍、西・白虎、南・朱雀、北・玄武)に基づき江戸城の西であるから等の諸説があります。江戸時代の虎ノ門一帯は麻布台地と愛宕山とに挟まれた低地なので西久保と称され武家地・寺社地でした。ホテルオークラ東京や共同通信会館等のオフィスビルや多くの特殊法人事務所などが立地していますが、2014年(平成26年)開業の虎ノ門ヒルズを中心に再開発が進められ町の様相が変わりつつありますが、老舗の飲食店・和菓子店・食品店なども残っています。

1918年創業のコーヒーロースター、松屋珈琲店

日本におけるコーヒー普及の歴史は、明治41年にブラジルに日本から移民したことを遠因しています。サンパウロ州は移民の御礼に、8年間無償で日本にコーヒー豆の提供を行いました。その受け取り手となったのが、移民の父として知られる水野氏であり、銀座にあるカフェーパウリスタの創業者の方になります。そして、その当時の水野さんの会社で働き、コーヒー豆を担当していたのが、松屋珈琲店の創業者となる畔柳松太郎さんです。

大通りを一本脇に入った場所にお店はあります。こちらが正面からのカット。基本ロースターさんでコーヒー豆の卸が中心のようですが、小売もされていますし、コーヒーもその場で飲むことが出来ます。メニューはこちら。まだ暑い日だったので、アイスコーヒーにしました。せっかくなので、富士生クリーム入り、の方です。

コーヒーはスタバで飲む程度であまり詳しく無いのですが、松屋珈琲店さんは、スッキリと飲みやすいのに、コーヒーの輪郭がはっきりきていて、「ああ良いコーヒー飲んでるんだな」と分かりやすかったです。アイスだったので、香りはそこまで体感できなかったので、次回は少し寒い時期に、ホットコーヒーを楽しみに行きたいと思います。

———松屋珈琲店 基本情報———-
〇創業年 大正7年創業 / 1918年創業
〇営業時間
11:30~22:00(L.O.21:30)
※無休
〇住所
東京都港区虎ノ門3丁目8-16
(公式サイト)⇒ 【松屋珈琲店】コーヒー豆焙煎専門店・通販 東京虎ノ門

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です