松河屋老舗、登録銘菓・天守閣を食べる / 愛知 名古屋市中区栄 1862年創業 (文久2年)

名古屋市の中核である名古屋市中区は、中部地方・愛知県・名古屋市の経済中枢機能が集中し多くの企業本社が立地しています。オフィス街の丸の内、官庁街の三の丸、金融街の伏見・丸の内周辺、元は大須観音の門前町で電気街として栄えてきた活気ある商店街の大須、中部地方最大の繁華街である栄や錦通、歓楽街の呉服町通など多彩な都市の要素を備えています。栄には久屋大通公園が広がり、松坂屋名古屋本店・三越名古屋栄店等の商業施設が建ち並んでいます。区内には御園座・中日劇場・大須演芸場等の文化・芸術施設も集まり、老舗の飲食店・和菓子店・食品店なども多数点在しています。

1862年創業、岐阜で創業し清須越で名古屋へとやってきた 松河屋老舗

栄駅から徒歩9分ほど、高岳駅から徒歩14分ほどの場所にある 松河屋老舗。1862年(文久2年)に創業した和菓子店です。戦火で資料が消失してしまい詳しい歴史はわからないそうですが、元々岐阜で馬飼や団子販売していたのがルーツで、清須から名古屋へと都市移転したいわゆる清須越(きよすごし、1612-16)のタイミングで、現在の地にやってきたそうです。

という、松河屋老舗さんの登録銘菓・天守閣を購入しました。名古屋城の築城と共にやってきた松河屋老舗さんだからこそのお菓子とも言えますね。

パッケージの紙を取った図です。

尾張名古屋は城でもつ、から始まる名古屋城の説明です。徳川家康から加藤清正への命で作られたのね。知らなかった。

パッケージを開けた図です。こんな感じで個包装になっています。

1つ取り出しました。

中身を出した図です。徳川家の葵のご紋の姿が見えますね。中はミルク系のあんこでした。優しい甘さが良いですね。

老舗店、老舗の食べ物、郷土料理等は「ロゼッタストーン」だ、と思っています。それらを通じて、その街を知るきっかけになるのですよね。今回は名古屋城について知るきっかけになりました。そういった機会を与えてくれるお菓子こそ、各地に欲しいよなぁ。

—— 松河屋老舗 基本情報———-
〇創業年 1862年創業 / 文久2年創業
〇営業時間
・9:00 – 17:00
※日曜日 定休日
〇住所
愛知県名古屋市中区栄4丁目9−27号
(公式サイト)⇒ 松河屋老舗

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