埼玉県最南端で県内各市(朝霞・志木市等)・東京都(清瀬・東久留米市等)に接する新座(にいざ)市は、1955年(昭和30年)の北足立郡大和田町・片山村合併で発足の新座町から1970年(昭和45年)に市となりました。奈良期の新羅領が平安期に新座(にいくら)郡と改称され、新座は郡名に由来します。押絵羽子板・熊手・ほうれん草・人参・里芋・大根・葡萄・醤油・食酢・各種調味料・銘菓(爾比久良:にいくら、製造工場のみで販売店は東京都練馬区大泉学園町)・にんじんうどん等の特産品・名物・郷土食があり、市内には老舗の醸造所(醤油・食酢等)が残っています。
1925年創業、お酢の醸造から始まった 丸越醸造
新座市児童センターから徒歩4分ほど、志木駅から車で20分前後の場所にある 丸越醸造。1925年(大正14年)に、酢の醸造元として創業されました。昔ながらの2-3ヶ月かけてじっくりと発酵させる静置発酵という手法でお酢を造り続けられています。祖業のお酢造りを続けながらも、現在はソース・つゆ・ドレッシング等、様々な調味料を製造・販売されています。
という、丸越醸造さん製造の道場 六三郎 心のだしをロピアで購入しました。ロピアは関東圏にあるスーパーですが、道場六三郎事務所及び丸越醸造さんをこ会社化しているので、子会社2社のコラボ商品という位置付けのようです。
パッケージ裏側です。本みりん・うすくち醤油をベースに、昆布・いわし・マグロ節・さば節・むろあじ節・宗田鰹節等のエキスを入れています。ダシのバリエーションは豊富ですね。
濃縮タイプとなっていて、薄めて利用する形です。
私はお鍋のベース及び炊き込みご飯に利用したのですが、シンプルながら複雑な混合出汁の味がしてとても美味しかったです。今回は丸越醸造さんの記事ですが、調べていたらロピアさんに興味が出てきました。道場さんのお店も道場さん監修お惣菜も好評のようです。面白いビジネス形態だなぁ。
——- 丸越醸造 基本情報———-
〇創業年 1925年創業 / 大正14年創業
〇営業時間
・本社機能のため割愛
〇住所
埼玉県新座市堀ノ内3丁目7−37
(公式サイト)⇒ 株式会社 丸越醸造- トップページ –