鰻 駒形 前川で、隅田川を眺めながら鰻を / 東京 台東区駒形・浅草 文政年間創業 (1818-1831年)

隅田川の駒形橋傍らに建っている駒形堂は、およそ1080年前に浅草寺発祥の地に馬頭観音を祀って建立されたと伝わり、台東区駒形の地名はそれに由来しています。商店やオフィスなどが混在する中に老舗の飲食店も何軒か残っています。

文政年間創業、約200年の歴史を持つ 鰻 駒形 前川

浅草を流れる隅田川沿いに、鰻の名店と名高い 鰻 駒形 前川はあります。文政年間(1818-1831年)創業と約200年の歴史を持つ前川は、元々川魚問屋から始まり、初代勇右衛門さんが鰻料理屋へと転じられたそうです。大川(隅田川)をのぞむことから、「前川」と名付けられたそうです(前川さんの歴史ページからの抜粋となります)。現在の場所へは、関東大震災後の都市計画によって移られました。

ちょっと斜めからのお店カット。看板のフォントがかっこいい。

少し正面から。風情、ありますよねぇ。

こちらがお品書き。結構なお値段ですが、名店だから仕方ない。

今回はうな重をオーダーしました。やってくるまで少し時間があるので、お店においてあったパンフレットを手に取ります。

中はお品書きでした。今回はうな重でしたが、天然鰻の蒲焼もいつか食べてみたい(怖くて値段が聞けませんでした…)。

もちろん歴史についてもパンフレットの中に書かれています。前川の由来、そして美味しさについて。

少し窓から離れた席だったので、ゆったりと隅田川を眺める、といった形にはならなかったのですが、素敵な風景楽しめました。

やってきました、うな重。前川さんのうな重は、美味しい前に美しいな、といつも思います。芸術品を自称するだけありますね。

少しより目のカット。焼目が本当に美しい…。

肝吸いもついでにアップ。アップ目でもあまりおいしさは伝わらないかもですけれどw。

前川さんはお値段がお値段だけに気軽にお伺い出来ないのですが、天気の良い日に、大切な、でも肩ひじ張らなくて良い人と来ると、雰囲気含めてとっても楽しめます。天気の良い日に隅田川を眺めながら食べる、芸術品のうな重。美味しくないわけがありませんよね。

———鰻 駒形 前川 基本情報———-
〇創業年 文政年間創業 (1818-1831年創業)
〇営業時間
11:30~21:00(L.O.20:30)
※定休日 年中無休
〇住所
東京都台東区駒形2-1-29
(公式サイト)⇒ 鰻 駒形 前川|創業200年老舗うなぎ料理専門店

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