浅草は、都内最古の寺である金龍山浅草寺の門前町として古くから栄えた街。江戸時代には多くの武士・商人や文人墨客などが浅草に集まって江戸文化を育んできました。明治になって六区画(一時期は七区画)の浅草公園となって、六区は劇場や映画館などが林立して興行街として多くの人を集めて繁栄し、現在も全国各地や海外からの観光客で連日賑わっています。浅草の各所には食堂から料理屋までの各種飲食店や和菓子・食品店などの老舗の商店が数多く点在する、東京を代表する老舗の聖地の一つです。
1877年創業、元祖ミルクホールの名物「クリーム牛乳」 ラ・プラージュ
東京メトロ銀座線・浅草駅6番口から徒歩1分ほど、台東区浅草1丁目・浅草の中心部にある喫茶店 ラ・プラージュ(La Plage)。1877年(明治10年)創業とされ、元祖ミルクホールとして当時のメニューの空気感を伝える一軒です。おすすめは”ミルクホール当時のメニュー”として紹介されるクリーム牛乳と、各種サンドイッチ。サンドイッチには浅草の名物パン屋・ペリカンパンを使用しています。同店はアルコール提供もあるため、昼の喫茶使いから”浅草らしい”一杯まで、レトロな時間を楽しむことができます。
という、ラ・プラージュさんの外観です。レンガっぽい看板の裏の表現が良い。昔のをそのまま使っているのかな?
店頭の看板です。2階建の喫茶店で、1Fが喫煙、2Fが禁煙と書かれています。分煙にして昔ながらのファンも楽しめるようになっているのが良いですね。
店頭にはメニュー表も飾られています。
店内に入りました。今回は2階へ。ライトとか設えも可愛いんですよ。
テーブルの上にはメニューが。こちらはドリンクメニューです。温かい・冷たい・アルコールがあります。アルコールはビール・ウィスキー・ワインに加えジントニック、モスコミュール等のカクテルもありますよ。
裏面がお食事です。トースト、サンドイッチ、パスタ、カレーライス、そしておつまみにチーズとミックスナッツがあります。
ちなみにお冷のグラスがこちら。電子レンジに入れると割れちゃう金属入りのです。こういうグラス見なくなっちゃいましたね。
で、今回は看板メニューとも言える名物のクリーム牛乳をオーダーしました。砂糖入りの甘い牛乳に、バニラアイス&ホイップです。甘さに癒される。
縦写真もどうぞ。飲みながら何かに似ているなぁと思ったのですが、砂糖入りのホットミルクです。そりゃそうか、温かいか冷たいかの違いだものね。と、ホワイトチョコっぽさもありました。

ミルクホールは明治から大正期にかけて流行った今でいう喫茶店的な業態です。もともとアメリカにあったビジネスを輸入して始まっていますが、当時の日本は国民の体質改善のために牛乳が推奨されており、それも相まって浅草のような繁華街で流行った業界だそう。そんなミルクホールで、一番ミルクを体感できるのがクリーム牛乳なのかもしれないですね。なんせ牛乳×牛乳(アイス)×牛乳(ホイップ)ですからね。
