こんどう食堂で、名物そばだんごと人気No.1のラーメン / 秋田 秋田市 1921年創業 (大正10年)

秋田は、飛鳥時代 600年代半ばに阿倍比羅夫が“齶田(あぎた、顎に似た地形の意味)”に遠征したと報告したことが由来とされ、700年代前半に現・山形県から現・秋田市高清水の岡に移設された出羽柵(古代城柵)が後に秋田城と称され表記が定着しました。東北日本海側最大都市で秋田県の政治・経済・交通の中心地である県庁所在地・秋田市は、江戸時代は久保田藩(後に秋田藩)佐竹氏の城下町として、また雄物川河口(現・秋田運河)の土崎港(つちざきみなと、現・秋田港)が北前船寄港地として栄えました。東北を代表する夏祭りの竿燈まつりで知られ、市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店が複数残っています。

1921年創業、製麺所が開設した こんどう食堂

秋田駅から6分ほどの場所にある土崎駅から徒歩6分ほど、土崎港の近くにある こんどう食堂。1922年(大正11年)に山形で製麺の修行をされた近藤氏が近藤製麺所を立ち上げたことでその歴史が始まりました。その後開業されたのが併設されたこんどう食堂となります。製麺所で作った麺や、港名物と呼ばれる”そばだんご”を食べることが出来るんです。

こちらが店舗の看板。元祖港名物そばだんごを本日食べに来ました。こちらが店舗外観。大正10年創業と看板にありますね。 店頭にはこんな看板が。湊名物そばだんご!と、その他麺料理が色々載っています。 メニューはこんな感じ。製麺所直営だけあり麺類が多いですが、ご飯系も充実。お、美味そう…。 メニューにはこんな紙も。特にラーメンは一番注文が多く、の言葉の力よ…。 ということでラーメン頼んでしまいました。昔ながらのしょうゆ味に自家製麺。最高に美味い! そしてそばだんごです。そば粉で作ったお団子に、あんこがたっぷり付けてあります。甘さ控えめのあんこに、蕎麦の味がしっかりとついた団子の組み合わせが凄く良い! 切り口があまり奇麗でないですが、こんな感じです。蕎麦の奇麗な色!

そばだんごは取材記事も置いてありました。こんどう食堂さんの歴史、そばだんごの歴史が書かれています。「食後に甘いものが食べたい」というお客さんのリクエストから生まれたそうですよ。

こんどう食堂さん、名物のそばだんごの美味しさは勿論のこと、ラーメンも最高に美味しくって、他の食べ物も食べたくなりました。こういう食堂、過去の経験から美味いに決まっているのが分かるのですよね。今回はお腹いっぱいで食べれなかったので、いつの日か再訪したいな、と思います。

——-こんどう食堂 基本情報———-
〇創業年 1921年創業  /  大正10年創業
〇営業時間
・10:00~19:00
※日曜定休日
〇住所
秋田県秋田市土崎港中央4-5-50
(公式サイト)⇒ こんどう食堂 TOP PAGE

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