滋賀県庁所在地の大津市は、飛鳥時代の667年に天智天皇が近江大津宮に遷都し、奈良時代に瀬田に近江国府が置かれた地。江戸時代は東海道53次の最後の宿場・大津宿、膳所藩城下町の膳所、比叡山門前町・港湾の坂本、湖上交通拠点の堅田などが栄えました。琵琶湖と比叡山とに囲まれた豊かな自然景観は多くの観光客を集めています。大津絵大津算盤等の伝統品や鮒・蜆・湖魚加工食品等の伝統食材も豊富で、膳所茶は黒船来航のペリーに賞賛され後に対米輸出品第1号となりました。市内には老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが数多く残っています。
1854年創業、地元に密着した商品を販売する 小間正 (こましょう)
唐橋前駅から徒歩6分ほど、石山駅から徒歩20分ほどの場所にある 小間正。1854年(安政元年)に創業された、地元密着型のスーパー形態のお店です。店舗内は荒物屋さん的なラインナップと、各種お豆が多数販売されていました。
という、小間正さんの外観。中々個性的ではあります。豆が一つの主力商品なので、大納言小豆の旗がたっています。
店内に入りました。先ほどの大納言小豆が右側にありますね。
他にもこんな豆が。豆ってちゃんと料理したことないなぁ。
店主のお母さんとお話ししたところ、「だったら虎豆がお薦め」とおっしゃられていたので、虎豆を買ってきました。豆の女王とか、煮豆の王様とか呼ばれているそうです。
こちら、煮豆にした図です。水に一晩漬けた後に煮ております。皮の感じが虎っぽいですね。
煮豆を作ったのは人生初めてだったのですが、水で煮込んだ上でさらに長時間煮込んだり、と、すごく手間暇かかりますね。が、買ってくるものより自分で味をコントロールできるのは楽しかったです。今度老舗の乾物屋さんで豆購入もチャレンジしたくなりましたw。
—– 小間正 基本情報———-
〇創業年 1854年創業 / 安政元年創業
〇営業時間
・8:30〜19:00
※月曜日 定休日
〇住所
滋賀県大津市瀬田1丁目17-15
(瀬田商工会 公式ページ)⇒ 江戸時代からのスパーマーケット 小間正