東京都大田区の東南部に位置する「西糀谷」は、京急空港線沿いに広がり、羽田空港への優れたアクセスと、昔ながらの人情味あふれる下町の活気が見事に共存する地域です。「糀谷」という地名は、江戸時代にこの一帯が「麹屋(こうじや)村」と呼ばれていたことに由来します。農業の傍らで麹を造る人々がいたという伝承が残る歴史ある地名です。最新鋭の空港へ直結する利便性を持ちながら、海苔づくりや町工場の歴史の記憶、そして下町ならではの温かいコミュニティが色濃く残る、大田区東南部を代表する魅力的なまちです。
1931年創業、糀谷駅前で昭和の惣菜パンを守る 木村屋製パン所 (きむらやせいぱんじょ)
京急空港線・糀谷駅中央改札の目の前、大田区西糀谷に店を構える 木村屋製パン所 。1931年(昭和6年)創業とされる、糀谷駅前の老舗ベーカリーです。木村屋製パン所が創業した1931年は羽田飛行場が開かれた年でもあり、糀谷駅前(1902年開業)の生活・通勤動線の中で日々のパンを届ける店として根づきました。店構えは、現在主流のセルフ式ではなくショーケースに並ぶパンを店員に取ってもらう昔ながらの対面販売スタイル。コロッケパン、焼きそばパン、ハムカツ、たまごサラダ、アンドーナツ、シュガードーナツなど、コッペパン系の惣菜パンや懐かしい菓子パンが中心です。周辺の“おいで通り糀谷商店会”が成立する以前から営業していた、駅前のさらに古い一軒です。
という、木村屋製パン所さんの外観です。詳しい歴史が出てきませんでしたが、あの木村屋さん系列だったりするのかしら。
店頭の看板です。木村屋のクロワッサン、フランスパン、レーズンブレッドと書かれています。モダンだな。

店内に入りました。お惣菜系、甘いもの系がたくさん並んでいます。割合的にはお惣菜系が多いかな。甘い系が100円台、お惣菜系は100円台後半から200円台前半が中心でした。
今回はハムカツサンドを購入しました、名前の通りハムカツが挟まれてます。
ハムカツオンリーの男前の一品。めっちゃ美味い。なんかこう学生時代の購買のパンを思い出しますね(私の高校にはなかったが)。
糀谷駅改札の目の前で90年以上、昭和の対面販売スタイルを残す町のパン屋という貴重な存在です。パンはお手頃なものが多いし、何より美味しかった。こういうパン屋が残る街で生活できるって素敵だなぁ、またぜひ訪問したいです!
店舗情報
店舗名:木村屋製パン所(BREAD HOUSE KIMURAYA)
創業年:1931年(昭和6年)
営業時間:7:00〜16:00
定休日:土曜・日曜
住所:東京都大田区西糀谷4-21-20 [地図を見る]