[22年3月15日閉店] 菊屋 大阪高麗橋の名菊最中・甍最中・栗小紋 / 大阪 大阪市中央区 1585年創業店にルーツ (天正13年創業)

2022年の3月15日に閉店されました。

大阪市中央区は、大阪の伝統的業務地区で、1989年(平成元年)に110年間続いた旧東区と旧南区とが合併して生まれました。旧東区地域は谷町筋の東側が大阪城・難波宮跡や官公庁街で、北東端の城見には弁天島再開発の大阪ビジネスパークがあり、西側は各種産業の大企業本社が軒を連ねるオフィス街です。旧南区地域は堺筋の東側が問屋街と寺町で西側は心斎橋や道頓堀・千日前・宗右衛門町など難波(ミナミ)の繁華街です。歴史と伝統の町の中に老舗の飲食店・和菓子店などが多数残っています。

1585年創業店にルーツ、奈良最古の和菓子店から暖簾分けされた 菊屋 大阪高麗橋

北浜駅から徒歩3分ほど、大阪駅から車から10分前後の場所にある 菊屋 大阪高麗橋。1585年(天正13年)に菊屋治兵衛(きくやじへい)氏が豊臣秀吉公の弟・豊臣秀長公に連れられ、大和の国にやってきたことで始まったのが、現在奈良県大和郡山市に本店を構える本家菊屋さんです。
本家菊屋さんには、中庭の木から小判が見つかったエピソードがあり、その小判を換金し大阪高麗橋の土地を手に入れます。これが戦後の支店第1号店となり、その後会社が分かれ菊屋 大阪高麗橋さんとして営業を続けられています。

という菊屋 大阪高麗橋さんからは代表名菓である最中2種類と、栗小紋をお取り寄せしました。

こちらが名菊最中です。菊の模様があしらわれています。

開けるとこんな感じ。名菊最中はこし餡入りとなります。

もう一種類が甍最中。いらか、と読むそうです。瓦葺(かわらぶき)の屋根という意味だそうですよ。

という甍最中はつぶ餡入りです。

最後が栗小紋。名前の通り栗のお菓子です。

開けるとこんな感じ。小さな栗を小紋にみたてて作られたお菓子だそう。

しおりも入っていました。イラストが可愛い。特に花見だんごの可愛さが素敵で。

中面はこんな感じ。全部食べてみたくなりますねw。

菊屋さんの名菊最中は、大阪在住時代に頂いて以来の20年以上ぶり。改めて餡子の美味しさに感動し、疲れが癒やされほっとした気分になりました。美味しいお菓子は時を超えて美味しく感じられますね。今度はお店に伺って花見だんご、食べてみたいなぁ。

↓菊屋さんの最中は楽天で購入できますよ。

 

———菊屋 大阪高麗橋 基本情報———-
〇創業年 1585年創業にルーツ / 天正13年創業にルーツ
〇営業時間
・9:00~19:00 (土曜日は18:00まで)
※日曜日 定休日
〇住所
大阪府大阪市中央区高麗橋2-2-12
(公式サイト)⇒ 菊屋 | 大阪高麗橋にある和菓子司 菊屋です。

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