レストラン菊水で、レトロな京都を感じる洋食ランチが凄く良い! / 京都 東山区・四条 1916年創業 (大正5年)

昭和初期に旧下京区から分かれた鴨川東側の京都市東山区では、祇園・宮川町などの花街や、四条河原町(中京区・下京区)や新京極・先斗町(中京区)に連なる鴨川・三条大橋周辺の三条京阪等の繁華街が賑わっています。 八坂神社・知恩院・清水寺・建仁寺・高台寺・六波羅蜜寺等の社寺や産寧坂・円山公園等の名所に多くの観光客を集め、区内各所に老舗の飲食店・和菓子店・食品店などが何軒も残っています。

1916年創業、瓦せんべい屋から西洋料理店へと転身した レストラン菊水

祇園四条駅の駅を出てすぐ、京都河原町駅から徒歩3分ほどの場所、四条大橋のたもとにある レストラン菊水。1916年(大正5年)に、瓦せんべい屋さんを営んでいた“ハイカラで新しもん好き”の奥村小次郎氏が西洋料理店を始めたことで、その歴史が始まりました。創業100年を超える、京都を代表する西洋料理店・洋食店の一つです。

というレストラン菊水さんの外観。四条大橋の交差点に立っている、とっても目立つビルです。

こちらが正面の入り口。レストラン菊水さんは、カジュアル目な1Fと、ややフォーマルな2F、3Fと4Fがウェディング、屋上がGW開け辺りから9月末ぐらいまでビアガーデンを開設されています。

今回はせっかくなので2Fで、ちょっと良いランチしました。エレベーター前にあったメニュー。いやぁ、楽しみだなぁ。

席に着くとナプキンとテーブルウェアがセットされてました。

席から見た風景。左に見えるのが1861年創業・にしんそば発祥の松葉さんです。この席の風景、ものすっごく京都な感じがして好き(たぶん、僕が元京阪ユーザーだからそう感じてるのかとw)。

ということでメニューです。単品メニュー、軽めのコースが用意されていました。こちらはコースメニューの写真で

せっかく良いお店に来ているのでコースが良いなと、真ん中にあるディネットをオーダー。オードブル、ブイヨンスープ、メインディッシュ、ババロア、パン or ライス、コーヒー or ティーと充実。

まずはオードブルから。京野菜を使ったサラダ&チキン。洋食なのに京都を感じる。

そして野菜たくさんのブイヨンスープ。体に優しい味がする。

このタイミングでパンも到着。

そしてメイン。今回は鴨のローストと、京都産小かぶら添えをチョイス。ははぁー、思わず笑みがこぼれる美味しさ。付け合わせの印象も大きいと思うけれど、これは洋食だけれど、京都の味なんです。何だろうなこの美味しさは。
デザートはキャラメル風味のババロア。ババロア自体を久しぶりに食べた気がするけれど、抜群に美味い。このコースのフィニッシュにふさわしい味。

レストラン菊水さんで食べるお料理、西洋料理とか洋食とかにカテゴライズされるものになるかと思うのですが、東京では食べられない、京都のフレーバーがタップリ詰まっていて本当に美味しかった。素材だけでなく、味付けもどこか京風で。こういうその土地を感じられる洋食も、ほんと良いですねぇ。

—— レストラン菊水 基本情報———-
〇創業年 1916年創業 / 大正5年創業
〇営業時間
・10:00~22:00(LO 21:30)
※年中無休
〇住所
京都府京都市東山区四条大橋東詰祇園(南座向い)
(公式ページ)⇒ レトロな京都の洋食店:ご宴会やビアガーデンなら|レストラン菊水

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