大分県北東部で国東半島東部(南東部を除くほぼ東半分)の、北部から東部にかけて伊予灘に面する国東(くにさき)市は、近世には宇佐神宮の荘園が開かれ江戸時代には杵築藩領等で、2006年(平成18年)の東国東郡国見町・国東町・武蔵町・安岐町合併で発足し、大分空港が立地しています。国東の地名は12代景行天皇が海路巡航時に突出した半島を指し“国の崎(東)か”と述べたことが由来とされ、かつては國埼/國崎とも表記し、元禄時代に豊後国東方であることから国東になったとされます。サンチェリートマト・蜜柑・苺・葡萄・梨・メロン・干椎茸・太刀魚・鯛・車海老・干物・干し蛸・あかもく・わかめ・味噌・醤油・清酒(西の関等)・薔薇・竹炭・かぼりん(かぼす蜜漬)等の特産品・名物があり、市内には老舗の洋菓子店・醸造所(味噌・醤油・清酒)・割烹旅館などが残っています。
1873年創業、秘蔵酒市販化の先駆け・八角形煉瓦煙突が残る酒蔵 萱島酒造 (かやしましゅぞう)
綱井バス停から徒歩1分ほど、大分空港から車で10分前後の場所、国東市国東町綱井に蔵を構える 萱島酒造。1873年(明治6年)、初代・萱島荒吉氏が現在地で酒造りを始めた、国東半島を代表する老舗酒蔵です。萱島家は国東田原氏に連なる武家の系譜を持ち、江戸初期に帰農した家系です。維新後の殖産興業の流れの中で荒吉氏が酒造りに踏み出し、屋号は「福壽屋」としてスタートしました。蔵を大きく伸ばしたのが二代目・萱島米三郎氏。代表銘柄「西の関」は明治20年代に米三郎氏が命名したもので、「西」は西日本、「関」は横綱を意味し、「西日本の代表酒になりたい」という願いを込めた名とのこと。明治末から大正初期に建てられた酒蔵群は今も現役で、国の登録有形文化財に。1914年(大正3年)建造の高さ17mの八角形煉瓦煙突も、1998年に登録有形文化財となっています。現在は五代目・萱島進氏が「地酒とは、日々の食べ物であるべし」という考えのもと、「品質一貫一世紀」の姿勢を受け継いでいます。
という、萱島酒造さんの上撰・西の関のカップ酒を購入しました。ダルマっぽいイラストが可愛い。
蓋の部分です。緑色のデザインもロゴもカッコ良いですね。原材料は米・米麹・醸造アルコール・糖類・酸味料です。
カップ酒だけあって日常に溶け込むようなお酒で、やや甘口寄りのぐいぐいいける日本酒でした。値段もお手頃だったので毎日飲む人向けにピッタリなのかもしれない。今回は購入だけでしたが、次回は文化財登録されている蔵もたっぷりと楽しみたい。国東市に行く理由が増えた!
店舗情報
店舗名:萱島酒造
創業年:1873年(明治6年)
営業時間:9:00 - 16:00
定休日:土曜日・日曜日
住所:大分県国東市国東町綱井392-1 [地図を見る]
公式サイト:清酒 西の関 醸造元【萱島酒造有限会社】 -
