川西屋本店、山本五十六の愛した酒まんじゅうの皮でつくったまるぱん / 新潟 長岡市 1890年創業 (明治23年)

新潟県中南部の長岡市は、人口が県下第2位で中越地方の中心都市であり有数の豪雪地帯。江戸時代は堀家を経て牧野家の長岡藩・長岡城の城下町で、1870年(明治3年)に支藩・三根山藩からの窮乏支援米を教育費に充てた“米百俵”の逸話で知られています。コシヒカリ・大口蓮根・清酒(清泉等)・栃尾あぶらげ等の特産品や長岡生姜醤油ラーメン・イタリアン・洋風カツ丼・笹だんご等の名物も多数あり、市内には老舗の和菓子店・食品店などが点在しています。

1890年創業、山本五十六の愛した酒まんじゅうを製造・販売する 川西屋本店

長岡駅から徒歩10分ほどの場所にある 川西屋本店。1890年(明治23年)に早川初太郎氏が創業した和菓子店です。初太郎氏は日清戦争で足を怪我し歩けなくなってしまったため、妻であるりせ氏が同じ長岡市内の花屋(店名)で修業し、名物である酒まんじゅう屋を続けることが出来たそうです。この酒まんじゅうは、山本五十六氏が愛したお菓子としても知られています。そんな川西屋本店は、初代・初太郎氏、2代目・信一郎氏、3代目・毅氏と続き、現在は4代目・良彦氏によって運営されています。

という、川西屋本店さんの外観です。駅近で行きやすいですよ。

もう一歩近づきました。老舗感のあるとても素敵な建物です。
店頭には香取慎吾氏が映っているNHKドラマ・倫敦ノ山本五十六のポスターが。山本五十六を演じられていたのですね。
店内に入りました。ディスプレイにお菓子が並んでいます。
山本五十六氏の愛した酒饅頭が奥に鎮座しております。これ読むと、太平洋戦争時に山本五十六氏のオーダーでりせ氏が作ったものなのですね。塩小豆入りなの珍しいかも。
手前側には、まるぱん・きりぱん、というお菓子が。どちらも酒まんじゅうの皮で作ったお菓子です。
店内にはメディア出演された際の色紙が複数飾られていました。有名人が沢山きていますね。
で、今回はまるぱんを購入。そのまま食べても美味しいし、焼いてマーガリン塗るのもおすすめされました。ほんのり甘い味付けだったので、確かに塩味入ると美味しそうだな、とも。この素朴さが良いなぁ。

山本五十六氏の愛した酒まんじゅうを買うぞ!と意気込んで訪問したものの、この日既に色々食べすぎていて、お腹のことを考えて、皮部分だけ頂きました。やっぱり酒まんじゅう食べておけばよかった、という気持ちがむくむく出てきていますので、また長岡行こうと思います、はい。

——川西屋本店 基本情報———-
〇創業年 1890年創業 / 明治23年創業
〇営業時間
・9:00 – 18:00
※月曜日 定休日
〇住所
新潟県長岡市殿町1丁目7−2
(公式サイト)⇒ 川西屋本店|長岡 酒まんじゅう 山本五十六 水まんじゅう B級グルメ 切りパン 川西屋本店 和菓子

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